表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
70/70

Wizard once more

叩かれたり色々ありましたが、一応完結になります。

ちょっとお遊びを入れています。短めとなっています

 今日の配達先は潮騒町にあるデイサービスセンター昼凪です。


「毎度、モーさん牛乳です」


「おっ、赤井さん。久し振りじゃないですか。赤井さんの牛乳は利用者に人気だから助かりますよ」

 迎えてくれたのは昼凪の職員葉里譲さん。独り暮らしの先輩として色々教えてくれた人です。


「葉里さん、何かありましたか?スッキリした顔をしてますけど」


「ちょっとな。赤井さんも自分の気持ちは伝えれる時に伝えた方が良いですよ」

 どうやら私がエレメンに行ってる間に何かあった様です。

 そんな話をしていたら私の携帯が鳴りました。


「 あっ、ちょっとすいません…課長どうしましたか?本当 ですか…分かりました。帰りにでも向かいます」


「赤井さんどうかしましたか?」


「潮騒高校に配達に行った後輩がコーヒー牛乳を積み忘れ たみたいなんです。私のルートに近いから今から補充にし に行ってくれって言われたんですよ」

 よりによって…気まずくて帰って来た事をまだ誰にも言ってないのに。何しろ帰って来たのが今朝の6時。1週間有給

が明けに遅刻なんて笑えません。

 まあ、ジャンティー・ミゼルが因果率に干渉してくれたから無事に着けたんですけど…転移魔法を起動したらジャンティー・ミゼルの声が聞こえてきたんです。これが私に出来る精一杯のお礼ですって。

 幸い、今は授業時間。見つからずに納入出来る筈です


_________________


 せい君がまだ帰って来ない。有給は今日で終わりだから帰って来ると思うんだけど。

 ふと、窓を見るとモーさん牛乳の車が見えた…運転しているのはせい君だっ!!


「冨楽先生、トイレに行ってきます…夏子ちゃん、せい君が帰って来たよ」


「兄貴には僕から行っておくから、紅葉はたっぷり甘えて来なさい…早くしないと洩らすわよ」

 Wizard once more!!

 魔法使いはもう一度私の所に帰って来てくれた。溢れ出てくる涙も、そのままに私は大好きな彼氏の元に駆けつける。


「せい君、お帰りっ!!」

 飛びっきりの笑顔でせい君に抱きつく。二度と離れ離れにならない様に。

お陰さまで無事に完結を迎えれました

この後の話はリクエストがあれば幕間で書きます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ