第十八話「だから、ジュンジュン言うな？」
イラスト作成:まんぼう719さん
第18話「だから”ジュンジュン”言うな？」
「待てと言っているだろうがっ！”そこのけ しんた”！！」
職員室から出た俺にしつこく追いすがり、
サッと前方に回り込んで通せんぼをする”木偶の坊”
「おまえな……桐堂、さっきから名字も名前も一切一致してないぞ」
俺は立ち止まり、少々苛立ちながら言い返す。
「そ、そう……なのか？えっと……？」
意外なことに申し訳なさそうな表情で俺をマジマジと見る男。
「……」
――こいつ、わざと馬鹿にしていたんじゃなかったのか？
と、一瞬、毒気を抜かれて見るも……
――とは言え、全然眼中に無いという点では同じだ
まぁ、俺も他人のことは言えんが……
「俺の名前は鉾木 盾也だ。”ジュンジュン”と呼んでくれても良いぞ」
ひねくれ者な俺は嫌みも含めてそう適当に言い返してやる。
「そうか、悪かった。鉾木……いや、ジュンジュン」
「……」
――本気か？この男……
というか、この反応って、ただの自信家なだけの天然馬鹿？
容姿も頭も能力さえもと三拍子揃った”いけ好かない男”とは、どうやら俺が勝手に抱いていた桐堂 威風のイメージで、実際の人物は少し違うようだ。
「……」
なんだか俺が僻んでいただけのようで非常に居心地が悪くなる。
「そ、それで、なんの用だ？と、桐堂 威風」
少々反省した俺は恥ずかしさもあり唯々この場を早く切り上げたい一心から、未だ困った様子の男に用件を尋ねた。
「あ、ああ！そうだった！！ジュンジュンよ、臨海祭の件だが……人間的に優れている僕が断るのは当然あって然るべきだが、劣った立場のキミ、助けられるべき立場の、哀れなキミがそれを断るのはおかしいんじゃ無いか？これでは僕が断られたようで不愉快なんだ！」
「…………」
前言撤回！やはりイメージ通りの男であったらしい。
ていうか――
嫌みで無く普通にそういう価値観っていうのが非常に憎たらしいな……
この生まれついてのイケメンめっ！！
「どうだい？ジュンジュ……」
「どうせ断るなら同じ事だろう？それから”ジュンジュン”はやめろ、アレは冗談だ」
俺は即座に答えるも――
「全然違う！僕から断るのと、キミから断られるのでは違うだろ？ジュン……鉾木！」
俺は早々にこの不毛な話題を切り上げたい一心であるが、なんだか相手は変な拘りがあるようで中々諦めない。
――ふぅ……
どうもこの男は変なところで律儀なところがあるし、嫌みと言うより単純に能力主義、格下は格下という価値観らしいが……
「鉾木！」
納得いかないという表情のまま、俺の前に立ちはだかる”木偶の坊”
――まぁ、要はプライドの問題ということか？
――これだから優等生は……
「…………どうしろと？」
色々と面倒臭くなった俺は一先ず相手の要求を聞くことにする。
「おぉ！」
途端に桐堂 威風は安心したように口元を緩めた。
――まぁ、俺にとってはどうでもいい
こんな不毛な時間を続けるくらいならプライドなんて……
「ならキミは一度、僕に縋りたまえ。”単位が危ないから学校一の実力者、桐堂 威風さん、助けて下さい”って！”そうしたら……」
「そうしたら？」
「それから僕がキッパリ断る！！生憎と僕はそんなに暇じゃ無いのでね」
――超不毛やないかいっ！！
――ってか、断るんかいっ！
俺は、白い歯を見せるイケメンの残念さに目の前が暗転していた。
「どうだい？これが世の中のあるべき姿だよ」
そう、目前には”したり顔”で頷く馬鹿がひとり。
俺は当然――
「面倒臭いからヤダ」
と答える。
「は？え？ええっ！？」
こんな頭の緩いヤツに付き合っている時間は無い。
「じゃ、そゆことで……」
俺は簡潔に回答してから壁男を回避して先に進もうとした。
「ちょっ！待てって！！鉾木！それじゃあ僕のプライドが……」
――知るか！おまえの珍妙なプライドなんぞ……
無視してスタスタと廊下を歩く俺。
「待てって！待って……頼むよ！一言！一言だけ”頼みます”って言ってくれれば僕のプライドが満たされるんだ！お願いします！！この通り！鉾木くん！！いや、鉾木様！！」
歩きながらペコペコと頭を下げ、両手を合わせて懇願する大男。
――
廊下を行き交う生徒達が何事かと、俺達二人を見ては目を丸くしている。
「神様、仏様、鉾木様！！頼むから頼んでくれっ！後生だから！！」
「……」
――いや、もう別の意味でプライド無いだろそれ……
俺はなんだか難儀な男に関わってしまったなぁ、と考えながらも歩みを止めない。
「……」
――正直なところ……
一度、頼んでやるくらいどうって事無いが、
こうなると、なにがなんでも”頼んだら負けのような気がしてくる”から不思議なものだ。
スタスタッ
俺は更に足取りを速めて、しつこく追いすがる男を無視しつつ――
「おい、ちょっとぉっ！！一体どこに行く気だ！？鉾木、おーい、鉾木くーん！！」
最早、走る早さで歩く俺と……
泣きそうな声で縋る桐堂 威風。
――鬱陶しいな
「俺は家に帰るんだよ！裏門からな！」
もともと時刻はもう放課後だ。
この件で職員室に呼び出されてさえいなければとっくにそうしていたんだ。
――俺はお前と違って忙しいんだよっ！
「う、裏門？なんでそんな所から？……ああ、なるほど！！」
しつこく付き纏う男は、なにか納得した顔をする。
「確かに、キミのような人間にはお似合いかもな」
――はぁ？なに言ってんだ、この木偶の坊は……
「裏門、なんて愚かで情けない響きだ！ろくでもない人間にはそういう情けない場所がお似合いだな、はははっ！」
なんか知らんが裏門をディスり始める男……
なにがヤツをそうさせる？ほんと謎な馬鹿だ。
スタスタッ
その間も俺はかまわず速度を保ったまま歩いていた。
「ちょ！ちょっと！鉾木？なに無視して……はぁはぁ……ほ、鉾木くん！？」
――ちっ！
俺はとうとう、マジでウザくなって足を止めていた。
「……」
この残念イケメンな馬鹿に根負けしたともいう……
――因みに、目的の”裏門”はもう直ぐ目の前である
「おっ、やっと僕の話を聞く気に……」
俺が止まった途端、息を切らせながら俺の隣でパッと顔を輝かせる男。
馬鹿は頬を高揚させ、瞳を輝かせて俺を見ている。
――そんなに俺に話を聞いて欲しかったのかよ、乙女かこいつは……
「いいかい、鉾木。キミは対幻想種技能別職種なんて貴重な能力を持っていない一般人……いいや、聞いたところによると勉強もスポーツも並以下の、ましてや僕とは比べものにはならない僕より数十段、いや！数百段は劣った人間だ。そんなキミがだね……」
――おっ？
「生まれついての貴族の如き高貴さを所持する僕を断るなんて暴挙は…………って！聞いてるのか？おい、鉾木！」
――もちろん聞いてない
立ち止まった俺は、弁舌に夢中な桐堂は気づいてないだろうが、裏門に立つ人影を見つけ、小さい驚きで固まっていたのだ。
「はぁぁ！鉾木、キミは女子の人気も無いだろう？自慢じゃ無いが僕にはファンクラブまである！キミはどうだ？女の子と話したことも無いんじゃ無いのか？フフフ！申し訳ないね、これはちょっとキツい質問だったかな……って、おーーーい？」
「……」
「え、えーと鉾木くん？だから聞いて……」
なにを言っても反応しない俺に桐堂は怪訝な表情を浮かべていた。
――で、俺はと言うと……
視線は裏門前に立つ人物、そこを見たまま――
「あれは……だよな……やっぱり……」
――
「あ？やっぱり来た！！おーい！盾也くぅぅん！」
俺を見つけて、小走りに近づいてくるプラチナブロンドのツインテール美少女。
「ななっ！？？？？」
目前の、自他共に認めるらしい色男は間抜けな顔で固まっていた。
「クイーゼルさん！？……ほ、本物！？」
――なんだそれ？
羽咲に偽物がいるのか？
なんだか俺の予想よりも大袈裟すぎる桐堂 威風の驚き様に違和感を感じるも……
「以前に裏門でって、しきりに言っていたから。ここで待ってると貴方に会えると思ってたの」
楽しそうにそう言いながら俺の元に駆け寄るプラチナブロンドのツインテール美少女。
――いやもう、なんてか超きゃわいい！！
「う……」
――いや、じゃなくて、
「しきりにって！それじゃ、なんだか俺が”裏門”大好き人間みたいだろうが！」
「うらもんだいすき……なにそれ？」
サラサラと、両方の目映いプラチナ糸を零れさせて小首をかしげる美少女。
「う……だか……もういい、きょ、今日はなんの用だ？特訓の約束は今日はしていないはずだが」
直視出来ない美しさに、つい”ぶっきらぼう”に返す俺。
「ムッ……」
羽咲は少しだけ不満そうな顔をした後で、ニッコリと微笑んでビシリと俺を指さす。
「友達いないでしょ！貴方」
――うわっ！
なんてこと言うんだお嬢さん……
「お前、それは昨今の日本ではコンプラ的にも言ってはいけない言葉でだな……」
「法令遵守っていうなら盾也くん自体が違反じゃない」
「……喧嘩売りに来たのか？」
俺はその白い指を見ながら、睨む。
「ふふ、冗談よ、じょ・おぉ・だん」
楽しそうに笑えない冗談を……
まったく、対人耐性皆無の俺は下手したら明日から不登校だぞ。
「フフ、ちょっとね、様子を見に来たのよ。ちょっとだけ」
軽口の後は微笑みながら――
僅かに翠玉石の瞳を逸らして恥ずかしそうにそう答える羽咲。
「……」
――解ってる……
彼女は”まだ”俺のアザのことが気になっているのだろう。
勝手に無茶をしていないか？とか、
傷の具合はどうか、とか……
ほんと、戦いでは散々に無茶振りするクセに……
――普段は責任感がお強くてご苦労様なことだ
「そうかよ……」
そう思いながらも、実は俺だって悪い気はしていない。
正直、今までそんな心配をしてくれる存在は無かったし、それがこんな器量良しの女子ならなおさらだ。
「あれ？その隣の男性、もしかして……」
そこまでで、羽咲はようやく俺の後ろの大男に気づいたみたいだった。
「いや、”コレ”は……」
俺はなんとなく説明に困る。
桐堂 威風は馬鹿だが見た目は良いし、人気もある……まさか羽咲もと……
――ああクソ！俺はなんて小さい男なんだ！！
「あ、ああ、コレは同じ学校の桐堂……」
「……って、事無いよね！盾也くんに”人間の”友達がいるはずないから！ねぇぇ！」
「ねぇぇ！じゃねぇっ！！俺に箪笥や机の友達はいないっ！！」
――この女ぁ、勝手に失礼な結論出しやがって！！
――友達いないのは……あ、当たってるけど……
「えええ！でもでも、盾也くんの部屋には……」
「あれは普通に家具だ！！家具！お前の家にもあるだろうが！！」
多分、俺が想像できないようなご大層で超高級なのが……
「ぷっ……」
羽咲はクスクスと可愛らしい桜色の唇を白い指で押さえながら上品に笑う。
「……」
こんなやり取りもここ最近は多い。
いや、別にニヤケては無いからな、俺は……
「じゃあ？ともだち？」
「全く違うね！俺は無機物の友達はいないが人間の友達もいない！」
聞き直した美少女に俺は全く自慢にならないことをキッパリと言い切っていた。
「お、おい……鉾木？鉾木くん？もしもーし？」
――ちっ！
「鉾木くん、あのぉ……その女性は……だからその……最近、噂の……」
――面倒臭いな
そして、”木偶の坊”の見た目通り、今までポカンと口を開けて置き去りだった桐堂 威風は遠慮気味に俺に聞いてくる。
「なんだ？紹介して欲しいのか？」
俺は桐堂 威風の物欲しそうな顔を見ながら、ものすごぉぉく、嫌そうな顔で尋ねた。
――っ！
直ぐさま、コクコクと激しく首を縦に振る大男。
――ウザっ！
いちいちリアクションが大げさなんだよ……
「しかし……お前、なんかさっき言ってなかったっけ？裏門なんてものはろくでもない人間がなんとか」
「あえて裏門で待つ！！クイーゼルさんの様な高貴な方の奥ゆかしい思考は流石にファンデンベルク帝国の名門貴族！高貴な出自がなせるわざといえますねぇぇ！！」
――おいおい……
俺の言葉をかき消すように、勝手に割り込む桐堂 威風。
「”裏門”おおぅ！ウラゥ・モン！どこか異国の風を感じる……」
「言い方！それ言い方だけ！ウラウムトっぽい言い方やめてぇぇ！」
――は！？
俺は咄嗟にこんな下らない馬鹿にツッコんでいた。
「…………」
そして、当の羽咲は――
どこか困ったように俺の方をチラチラ見ている。
――く！仲間と思われたらただでさえ底値の鉾木株がストップ安に……
「いや、違うんだ！この木偶の坊とは友達どころか知り合いでもなくて！そ、そうそう、ウラウムトってのは母音交替現象の、母音を示す発音区別符号っていうか……」
って！俺なに”ウラウムト”の説明してんのっ！バカ？
「ええと……それは知ってる……母国語だし……」
あれ？プラチナブロンドのツインテール美少女はものすごく消極的というか……
――なんだ？
人見知りするようなヤツでは無いと思うが……
「えっと……盾也くん、この人、盾也くんの友達じゃ……ないんだよ……ね？」
羽咲は怖ず怖ずと遠慮がちに聞いてくる。
「ああ、違うぞ。これっぽっちもな」
そうキッパリと答えた俺に頷くと、彼女は長身イケメンの方を見上げていた。
「ぐはっ……！？」
それだけで顔を真っ赤に染めて固まる自他共に認める色男。
――こいつ本当にモテるのかよ……
「あの……ごめんなさい。わたし知らない人とはコンタクトを取らないようにしているので」
「はうっ！！」
ガガーーーン！！
と、言うような擬音が見えるほど悲痛な表情で、桐堂 威風は石像の様に固まっていた。
「…………」
しかし善く善く考えてみれば……
まあ、それもしょうがないだろう。
羽咲・ヨーコ・クイーゼルは、つい忘れがちだがファンデンベルク帝国の名門貴族出で、父親は外交官、いわば要人中の要人だ。
そう考えれば彼女の言い分は全く以て合点がいく説明だった。
ポンッ！
俺は石になった桐堂の肩を優しく叩いた。
「ほ、鉾木ぃぃ……」
情けない……ていうか、半べその男に俺はゆっくりと頷いてやる。
「そ、そうだな、立場上しかたない……鉾木ぃ、そうだよな？」
”立場上”と、決して個人的に拒否られてないと、
無理矢理に自分を納得させて少し元気を取り戻した男に俺は微笑んだ。
「体よく振られた！いや、そもそも眼中にさえ無い様にも見えるけどな」
ガガーーーーン！
と、先ほどよりもずっと大きな擬音が見えるほど悲痛な表情で、桐堂 威風は今度こそ完全に石像と化したのだった。
「……」
――いや……別に悪気は無いんだよ、ほんと
ついさっき”人間的に劣った”とか、”哀れな”とか、
ましてや”勉強もスポーツも並以下”なんて言われた事なんか、
全然！そう、ぜーんぜん！！気にしてないんだからねっ！
「いや、ツンデレ風に釈明してみても全く誤魔化せないな、俺の心よ……」
「盾也くん？」
独りブツブツと呟く俺を、プラチナブロンドの美少女が不思議そうに見ていた。
「いや、なんでも無い。それはそうと羽咲、臨海祭の討魔競争一緒に出ないか？」
俺は軽く頭を左右に振ってから、そんな些末な事は一秒で忘れて目前の美少女に唐突に提案する。
「え？盾也くんと？臨海祭の？……えっと……」
プラチナブロンドの見目麗しきツインテール乙女は驚いたようだ。
――まぁ、なんの脈絡もなくだもんな……
「えっと……あ、貴方がどうしてもって言うなら、べつに……いい……けど……」
彼女も臨海祭の存在は識っていたのだろう。
少しだけ考えた後で、翠玉石の美しい瞳をチラチラと遠慮がちにこっちに向けながら、そう応えてくれた。
――すぅ……
そして俺は深呼吸の後、
「どうしてもだっ！」
上品な鞄を持ったままの彼女の白い手を強引に包んで力強く断言していた！
「あ……」
いつになく強気な俺。
――別に桐堂 威風がどうとか、か、関係ないし……
そう！なんせ俺が留年するかどうか、
人生が掛かっているからな。
「う……うん……」
そして、そんな俺の行動に頬を染めて了承する羽咲。
「お、おう……さんきゅ」
――まぁ……
兎に角、これで討魔競争の方はなんとかなるだろう。
「それじゃあ、これから”GEST”で対策会議でもどうだ？」
「そ、そうだね……十七時くらいまでだったらいいよ」
そうして、彼女の了承を得た俺と羽咲はファミレス”GEST”に向け裏門から校外に歩き出す……
「ちょっ！ちょっとまったぁぁぁぁっ！！」
――
「……………………はぁぁ」
仕方なく振り向いた俺の視界には、
桐堂 威風が情けなく立ち尽くしていた。
「なんだよ、まだいたのか？桐堂」
――ほんと、しつこいな……
しかし、いい加減、時間の無駄だし、羽咲を待たすわけにもいかないからな……
――ちっ、しょうがない
奴の希望通り一度だけ”助けて下さいお願いします”と懇願してやるか？
どっちが断る立場だとか、馬鹿馬鹿しいにも程があるが……
そう考えて俺が渋々と行動しようとした時だった。
「ぼ、僕もっ！」
――はあ？
「僕も？」
「そう！僕も仲間に入れて下さいっ！お願いしますっ！」
――はぁぁ！？
何故だか、桐堂からお願いしてくる。
しかも今にも土下座しそうな勢いだ。
「確か……人間的に劣った立場とか、哀れな人間が懇願するのが世のあるべき姿とか……それが俺だって言ってなかったか？」
俺は誰かさんの持論をここにきて反芻していた。
「なにそれ？なんか非道い言い方ね」
後ろで聞いていた羽咲が誰が言ったの？と言うような視線を向けてくる。
「ん？それは……」
俺の視線は桐堂を見ていた。
「いや！ちがうから！！これは……つまり……えーと……い、意地悪しないでくれよぉぉっ！！ジュンジュン！！」
桐堂 威風は情けない顔で俺に縋ってきた。
「…………だから、ジュンジュン言うな」
第18話「だから”ジュンジュン”言うな？」END
