第十七話
時野渉は「」で
モブは[す]で。
......
ザァーー、
ザァーー、
ゴロゴロッ、
「.....(ナニも...できなかった..ただ.見るてるだけだった。 なんで、なんで!)」
ヅキッ
ヅキッ
ヅキッ
「グッ...! あ゛ぁあ゛」
〔わたる..さん...〕
まだ、声が少し震えている。
ヅキッ ヅキッ
「うるせぇ‼︎」
〔渉さん...〕
エリナは泣きそうな声で言う。
「! わるい...クッソ..」
渉はどこにもぶつけられない怒りと悲しみをエリナにぶつけてしまったことを悔やんだ。 エリナもツラいはずなのに八つ当たりしてしまったことを
〔渉さん..わたし...〕
すると、渉の眼が『黄色』になり、体が散り散りに消えていく、
〔あ.... ..えっと... ....おげんきで...!〕
渉の視界が白く染まっていく。 次に目を開けたときは、ダンの目の前だった。
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2028年9月17日 午後15時58分。
ダン[わ、渉さん⁉︎]
ダンは驚いた。
突然消えたと思ったら数秒後傷だらけになった姿で現れたのだから、
「.....」
ダン[大丈夫ですか? 渉さん?]
「...悪い 帰る...」
ダン[あっ... 渉さん.]
ダンは止めなかった、というか止められなかった。
あんな姿をみたら、
.......
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
2028年9月17日 午後16時12分。
家に着いた渉は玄関で力が抜けたように倒れた。
ヅキッ
「......」
ヅキッ
渉は力を振り絞りベッドのそばまで行き横に座り込んだ。
ヅキッ
「ネルは..俺たちを庇って...」
ギュゥゥ
拳を強く握る渉。
「....運命は変えれないのか...? 」
「ネルは元から..殺される運命だったのか...?」
「.......ネル....俺は..どうすれば...」
渉は深い眠りについた。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
2028年9月18日 午後13時29分。
「すぅ.....すぅ.....っ.....」
渉はゆっくりと目を覚ました。
ふとスマホを見る、LINEが来ていた。 蓮達からだ
蓮『お〜い、渉学校サボりか?』
『珍しいな、お前がサボるとか』
司『渉、大丈夫か?』
『なんかあったのか?』
柊『大ー丈〜夫そ?』
蓮達はいつも通りで安心した。が、返信を返す気にはなれなかった。
「ふ〜」
渉は気怠さを感じながら起き上がり寝室を出た。
すると、渉の眼の色が『黄色』になる。
渉の脳裏に映像が流れる
「っ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
............
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
しかし、渉の脳裏では何も起こらなかった。
「....なんなんだよ....」
渉のチカラは不安定でいつどこで発動するか分からない。 自主的にチカラを使えたのは『セバスの過去を読んだとき』と『怒りでネルがいる時代に行ったとき』の2回だけだ。
渉は洗面所にいきコップに水を注ぎ、飲んだ。
「!」
渉は鏡に写った自分を見る。 かなりやつれていた。
パリンッ...!!
コップで思いっきり鏡叩きつけた。
鏡の破片とコップの破片が落ち、混ざり合う。
「クッソ..... 俺のせいだ....俺がいなければ....」
渉は自分のせいだと嘆いていた。
.........
最後まで読んでくださりありがとうございました。
アーテラスの名前の由来は
地球を英語で「Earth (アース)」
大地/地球をラテン語で「terra (テラ)」
と言うらしいのでそれを掛け合わせてつけました。




