表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/11

第2話「狐のぬいぐるみ」


黒猫「とにかく外に出よう。何か分かることが

   あるかもしれない」


ライオン「うん。」


黒猫「大分歩いたけど、あそこは神社か...?」


??「その子から離れなさいっ、この変態っ!!」


と巫女服を着た狐の金髪女が手をかざすと、まるで上から何かに押さえつけられるように身体が急激に重くなる。


黒猫「ッ、重っ、、」


黒猫「ぐっ...、」


ライオン「お姉さんっ、、」


狐「もう大丈夫よ。お姉さんが変態を

  ぶっ倒したから」


ライオン「お姉さん大丈夫!?」


黒猫「...大丈夫、じゃない...。重いっ、、

   急になにすんだ!!!」


と片足を付く。


狐「そんな格好して、よくそんな可愛い子に

  近付けたわね。パンツ丸見えじゃないっ」


黒猫「下に履いてるだけましだろ!!!、

   他に服がないんだよ!!、、」


狐「そんなアダルティックな黒の下着...!!」


狐「そんな事言ったって、その子を性的に襲って

  食べようとしてたんでしょ!?!?」


黒猫「そんな趣味ねぇッ!!」


黒猫「ただ、、私は...!!、」


黒猫(私は、なんだ...??)


ライオン「お姉さんっ、、」


とライオンの方を向くと黒い烏の足をした少女に掴まれて、何処かに飛んでいってしまった。


黒猫「おい、、横見ろ、、誰かに連れて

   かれた!!」


狐「駄目よ。飛んでいったあの子も子供なんだ

  から、あんな技使える訳ないじゃない。」


黒猫「お前なぁ...、だからってあんな高さ

   落ちたら無事じゃすまないぞ!!」


と全力でライオンの子供を追い掛ける。


狐「ちょっと、、待ちなさいよ!!変態!!」


黒猫「変態じゃない、、」


黒猫「はぁ、はぁっ...!!、、」


黒猫「この屋敷か、、...まるで吸血鬼の館

   だな。」


烏「付いてくるな...!!、、」


と硬質化した羽根がこっちに飛んでくる。


黒猫「どいつもこいつも、普通に異能の

   力を使いやがって、、なんで私は

   使えないんだ!!」


??「どうしたのですか、騒がしいですね...。」


烏「おばさん...。」


と車椅子に乗った女性が此方に近付いてくる。


黒猫「こいつの保護者か、うちのライオンが

   そいつに連れてかれたんだけど」


蝙蝠「まぁ、まぁ...。友達が欲しかったの

   ですか。ですが無理やり連れて来ては

   いけませんよ」


黒猫(叱ってやれと言われる前に諭されて

   しまった...)


烏「...ごめんなさい。」


ライオン「良いよ。」


見た目より大分年寄りなのか女性の雰囲気に圧倒される。


黒猫「まぁ、本人間の間で解決したなら

   別に良いんだけど...。」


黒猫「...この世界のこと、何か知ってるのか?」


蝙蝠「まぁ、私はそこそここの世界に

   居ますからね。」


蝙蝠「この世界は多分、死んだ人が来る世界。

   私も長らく生きてきたけど、此処に来て

   若くなったのは凄く驚いたわ。」


蝙蝠「車椅子で目も見えなかったから。それは

   そのままだけど、此処に来てから身体

   が軽いの」


蝙蝠「声も出せるしね。アーーー♪、、」


と蝙蝠の女性が声を放つとビリビリと建物が揺れる。超音波だ、、これ


蝙蝠「っと、こんな感じで超音波を出すこと

   によって地形が分かるのよ。不思議

   よね。」


黒猫「あーー」


黒猫「...私には出来ないが」


蝙蝠「その子が空を飛んだりしてるのにも

   関係があるのかも。」


黒猫「ぬいぐるみに関する能力が受け継がれる

   のか」


ライオン「だったら、お姉さんは猫だね。」


黒猫「にゃーん。」


ライオン「壁とか登れたりする?」


黒猫「いーや、そういう感じは一切しない。」


黒猫「というか、さっきからめっちゃ眠いん

   だが、そういうとこだけ猫なのか...」


狐「ライオンちゃ〜ん、こっち見て♡

  コンコン♡」


と手をあげて狐の真似をするが少し警戒したように私の影に隠れる子ライオン。


蝙蝠「まぁ、此方が迷惑を掛けたのもあるし。

   一つだけ情報を教えるわ。」


蝙蝠「この世界は願うとそれが形に現れる

   みたい。だから生活用品とか家とか

   イメージすると勝手に出てくるわよ」


黒猫「え、何それ超便利じゃん」


黒猫「じゃぁティッシュ。」


と片手を出すと、ぽんっと手の平にティッシュが現れる。


黒猫「おぉー...、便利ー。」


狐「というかなんでティッシュ??」


狐「もしかして、えっちな事に使うんじゃ

  ないでしょうね。」


黒猫「頭の中男子高校生かよ。」


ライオン「えっちなことってどういうこと?」


狐「ライオンちゃんにはまだ早いわ////!!!」


黒猫「...というか、これからどうしようか。」


黒猫「この世界から出せつっても、出口も

   見当たらないしなぁ。」


ライオン「お姉さんは帰りたいの?」


黒猫「まぁ便利っちゃ便利だが、なんで

   私達がこんな所にいるのかも分からない

   しな。」


黒猫「取り敢えず、家を作れるなら戻って

   家作るかー。」




黒猫「おぉ、すごい。一気に拠点が出来た。」


ライオン「猫さんの家ー、」


狐「趣味なの...?」


黒猫「なんかこの形しか出来ないんだよな。」


と黒猫の形をした家を見る。


黒猫「というかなんでお前まで入ってくるんだ」


狐「変なところが無いかちゃんと見とか

  ないと」


黒猫「あんたの神社よりかは変なとこ

   じゃねーよ」


黒猫「ところで、あの神社は何時から

   あったんだ?」


狐「私が起きてた頃にはあったわね。

  とにかく、掃除をしとかないとと思って

  ぼーっとしてたらあんたが来たって訳」


黒猫「なんで私の時はなかったんだろうな」


ライオン「私のは何もなかったよ」


黒猫「うーん、家が燃えたからじゃないのか?」


狐「家が燃えた??」


黒猫「こいつの前世か何か知らないけど、

   一緒に寝てたら見えたんだ。ただあの

   焦げるような感覚、もう味わいたくない

   けどな」


狐「あんた、人の前世が見れるの?」


黒猫「知らないけど。なんか見れただけだし」


狐「じゃぁ私のも見てみなさいよ」


黒猫「えぇ...、なんかやだ。」


狐「いいから、見なさい。何か分かるかも

  しれないし」


黒猫「どうせまた死ぬんでしょ?夢だから

   良いけど、なんで他人のために死な

   なきゃいけないんだ」


ライオン「今度は死なないかもしれないし...」


黒猫「うーん。ライオンがそこまで言うなら...」



黒猫「ふぁぁ...、」


黒猫「じゃぁ寝るけど、変な事すんなよ」


狐「変な事ってなによ」


ライオン「喧嘩してたら寝れないから。

     早く一緒に寝よ」


狐「早く寝るわよ!!」


黒猫「はいはい」




狐「今日は、ボランティアの日♪

  楽しいわ。子供達のお世話を出来る

  なんて」


女性「あなたも早く子供を産めばいいのに」


狐「相手がいないのわかってて、おちょくっ

  てる??」


狐「言っとくけどね。私はあなたより優秀

  なのよ」


そうして、その後彼女は亡くなった。


狐「...死ぬの早すぎじゃない?」


狐「いつも私の邪魔ばかりしてきた癖に、

  居なくなる時は、あっさりなのね。」


狐(...そういえばそんな事もあったわね。)


子供「せんせー、」


子供「●●ちゃんと喧嘩しちゃったの。」


狐「そう...、だったらどうする?」


子供「私、●●ちゃんと仲直りしたい。」


狐「うん、私も●●ちゃんの事、応援する。」


そして、その時。地面が突然揺れる。


子供「せんせー、、地震!!!」


狐「皆、無事!?!?」


その瞬間大きな荷物が揺れて、女の子をかばったまでは覚えてる。


狐「大丈夫よ。私が付いてるから。」



狐「あの時、私...死んだのね。

  打ち処が悪かったのかしら...」


黒猫「やっぱまた死んだじゃねーか」


狐「でも、此処が死後の世界なら。あいつも

  いるかもしれないし」


といって外に出る狐。


狐「伊織ーーー!!」


狸「ん?」


狐「なんで普通にいるのよ!!!」


狸「誰?あなた」


狐「忘れたの!?!?あんたが散々馬鹿にしてた

  私よ!!!」


狸「私の友人にしては頭が悪そうね...?」


狸「...でも、何も思い出せないのよねぇ。」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ