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設定集 02 護国九剣(ノヴェムグラディア)



■01【雷霆】

真名 ミレグラディア・トニトルス

▣スミレギス王国の王権の象徴。

 紫電を司り、黒金に紫の宝石が象嵌された大剣である。

 国法により雷霆の保持者は無条件で王に指名される下克上魔剣である。

□スミレギス王国建国記には、

「真の王が現れて雷霆を得るとき、不動の万雷が祝福の大鐘を鳴らす」

「その性(さが)苛烈なり」

と記されている。

●277年間主を選ばず聖器庫で孤独に過ごしたため、主への執着が強い地雷系ストーカー魔剣である。

 その力の源は、漆黒の獅子に似て翼がある『雷獣』という魔物である。


■02【浄火】

真名 フラミゲール

▣天国の浄火を司る魔剣。

 白金に金剛石があしらわれた優美な長剣。

 過去の戦争で喪われていたが、フレーベル平原の『地獄の入り口』と呼ばれる裂け目火山から復活した。

□スミレギス王国建国記には、

「真の王が現れて浄火を得るとき、『火山の玉座』が火柱を上げる」

と記されている。

●主には忠実だがその他には慇懃無礼、怒りを煽ることを好む節がある。潔癖で扱いにくい魔剣である。


■03 【氷河】

真名 ギラキアリス

▣先代王エスターに仕え、後にギルフェレスの魔剣となった。

 氷結の魔力を持つ、蒼く透き通る氷や宝玉のような質感の美しい魔剣である。

□スミレギス王国建国記には、

「真の王が現れて氷河を得るとき、氷の竜巻が国々を凍らしめる」

と記されている。

●平穏の魔剣により、『自らの冷たさで凍えてしまうため、心の温かな主を選ぶ』とその性質が明かされている。

 また、持ち主の話し方や声色を真似る特性を持ち、クールで傲慢ながら笑いを取ることにも貪欲で、嫉妬に狂ったトニトルスに『犬のような奴』と敵視された。


■04 【水魔】

真名 ディルヴィウム

▣津波を起こして人間を喰らう魔剣である。戦争では敵国の兵士を一掃するために用いられる。

□凄絶な力と引き換えに使用した主の死後はその魂を喰らい、不死者にする。

 騎士修道院の地下墓地には、過去の主たちが殉教者として封印されていた。

●知能はさほど高くない。


■05 【災禍の黄金】

真名 カラミタス

▣呪われた金貨を吐き出す黄金の魔剣。その金貨は欲望を増幅し呪いと災いを招く。

□戦争の際には、敵国の通貨攻撃に使用される。

●心の美しい者を主に選び、堕落させて魂を汚すこと、富の欲望で争いを起こすのを好む。性格が悪い魔剣である。



■06 【栄光】

真名 エレクトラ

▣???

●???

□???


■07、08【平穏】

真名 トランキリタス、エウテルペ

▣極小サイズの黄金の双剣で、ピアスの形状。

□催眠や変身の呪いにより、人間の心や記憶を奪う魔剣である。

●トランキリタスは主に変身を司り、催眠や記憶操作も行う。魔女キルケの系譜のため、動物化、特に豚化を好む。

●エウテルペは変身能力はなく、精神侵略魔法全般を司る。トランキリタスとは双子である。


■09 【慈悲】

真名 ミゼリコルディア

▣天才鍛冶師エタンセル・アイル(通称エギル)により生み出された短剣に、宿木を無くした樹霊が宿ってできた魔剣。

 精緻な銀細工に深青の宝玉が美しい、女性用の小さな懐剣である。

□この樹霊はエギルの恋人メーシェであり、エギルが素敵なお姉さんと遊ぶと嫉妬して命を狙うため、エギルには「呪いの短剣」と呼ばれる。

●精霊の森迫害の被害者であり、王族を憎む。


―――――――――――――――――――――


■聖剣 【祝福】

真名 ベネディクト

▣『殉教者の聖剣』と恐れられ、所持者が過去に多くの所持者が惨死した呪われた聖剣である。

□人間の姿に擬態することができる。

●性質は穏やかで誠実である。



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