私の為にと、断罪イベントを起こした旦那様ですが、本意ではないので、離縁させて頂きます。
王宮内で催される貴族達の舞踏会。その舞踏会で、断罪劇が行われていた。なんでも、伯爵家が王家に対する反逆罪で、取り押さえられていた。伯爵家を断罪したのは、『氷の公爵』と名高い公爵家の若き当主だった。伯爵家は罪を認めようとしないまでも、伯爵家の罪を自白した者がいる、その者は既に捕縛されていると宣言した『氷の公爵』は、伯爵家の罪を白日の下に晒そうとしていた。突如行われていた『催し物』に、紳士淑女の貴族達は皆一様に興味深そうに見守っていた。そんな中、『氷の公爵』に「少しよろしいでしょうか?」と声をかける者がいた。『氷の公爵』の妻である公爵夫人だった。夫が何かと問えば、公爵夫人は微笑んで言った。「旦那様、離縁してくださいませ」全5話。pixiv投稿。午前0時に予約投稿済み。楽しんで頂けたら、評価やブックマークをして下さると励みになります。
「旦那様、離縁してくださいませ」(公爵夫人視点)
2025/07/30 16:00
(改)
「公爵位を剥奪後、伯爵位に降格、また領地の一部を没収。それが貴公に与える罰だ」(公爵視点)
2025/07/31 00:00
「あの方を愚かと評するよりも、わたくしは正直な人と言う感想を抱きます」(候爵令嬢視点)
2025/08/01 00:00
(改)
「貴方でしたら、気付くと思っていました」(候爵令嬢視点)
2025/08/02 00:00
(改)
そうして、わたくしは隣国に旅立ったのだった。(候爵令嬢視点)
2025/08/03 00:00
(改)