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プロローグ
この小説はいわゆる処女作、僕が人生で始めて書いた小説のリメイク作です。
よろしければ是非感想、レビューを!
ーーユルサナイ。。
憎しみと怒りの感情が自分の心を満たしていくのがハッキリとわかった。
変わり果てていく我が身を感覚的に感じながらもただひたすらに目の前に立つ男を見る。
「いいぞ、もっと怒れ。もっと強くなれ!」
そんな声も鳥のさえずりも、吹き抜ける風の音も何もかも純平の耳には届かない。
聞こえるのは破壊音。自分を取り囲んでいたかけがえのない世界が失われていく音。
その音は怒るほどに大きくなり、大きくなるほどに怒りを与える。
ーー苦しい、辛い、痛いッ!!!
こんなはずじゃなかった。こんな、はずじゃ……!!
怒りはやがて殺意に変わり、身体は感情に呼応するように進化を遂げる。
そして黒木純平は人間を超えた。




