第12話
私たちは次の行動に移った。四国中国にいた二人はすでに渡米していた。それは今朝確認した時点で、マークが太平洋上、アメリカに向かって飛んでいたからだ。
それで私たちのチームは少し部が悪いことになってきた。
ヨーロッパにいた二人がすでに米に向かっているとはいえ、一人分の人数差があるからだ。そこで私たちはすぐさま渡米することにした。
空港の手荷物検査には引っかからず、チケットもカードですんなり買えた。ただ席は当日のためバラバラになってしまった。
あまり乗らない飛行機に少しばかり心を躍らせながら、私は指定の窓側の席に座った。
離陸まで時間があったので、あぁ暇だなと前の席を眺めていると、すみませんと言って隣に男の人が座ってきた。その人は若いスーツを着た人で、ワカの家に行った時にた見た人みたいで、少し嫌そうな顔をしていた。
こちらも少し気まずくなったので少し会釈した。
そこからぼぅとしていると、体感すぐに離陸になった気がする。
夢が叶ったような少しの高揚感と共に、私の思考は少し冷めていた。その理由は至極簡単で、この大きな飛行機が私を閉じ込める籠になったからだ。
この場所で戦闘になればどうなるかわからない。私が初めてだからだ。経験がないに等しい。何もできないと思う。
まぁ今朝から考えて、相手はもうすでについている頃だ。この飛行機にはいないはずだ。
私は体の力を抜き、空の旅を楽しむことにした。




