第0話
残りは一人。
そしてこちらも私だけ。
互いを正面に捉え、互いがどう出るかを予測している。
前に立つ彼女の頬を水滴が流れる。
どちらもすぐに引き金を引くだけで、避けることもできずダウンだ。
しかし、それをしないのは双方が同じことを恐れている証拠だった。
その不安要素を踏まえた上で極限までそれを抑える工夫をしなければならない。
これは、一種のギャンブルだ。
私は動いた。
彼女はそれに反応し、引き金を引いた。
当たり。彼女の銃口から銃弾が飛び出した。
私はフラフラと進んでいたので、それは私の頬を掠めるに済んだ。
次に私が、引き金を引いた。
はずれ。私の構えた銃はガキンと嫌な音を立て、スライドが吹き飛んだ。
その嫌な音はいかにも繊細そうな彼女の気を逆撫でした。
彼女はチックが出たのか、思わず左手で耳を庇った。
私は続け様に腰のベルトから拳銃を取り出した。
引き金は引かない。
もう目の前にいるから。
私は彼女の目の前に引き金を突きつけた。
シチュエーションヒット
その瞬間、彼女の頭部は吹き飛んだ。
ゲームが終了した。
ゲームステージ、銃弾が低制度の世界。
ランダムで銃弾が暴発し、所持している銃が使用不可になる。
クリア時間、九日。
ランキング、6位アップ。現在67位。
そしてその瞬間、私は意識を失った。
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これは、貴方とは少し違う存在が、
地球と言う星のあらゆる条件を変えて行う、
サバイバルゲームだ。
今日からよろしくお願いします。




