表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
クロエの不思議な魔法の記録  作者: Sakusaku


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
66/67

66: What to do....

  016


「ここまでたどり着けたのは大したものだな....残念だが....」

「俺のルーンは周囲の酸素を消し去ることなんだよ」


 どういうことだ....

 酸素を....消し去る....


「!!」


 今、私の身体は空気そのものだ...この能力をすぐに解除しないと完全に消し去られてしまう。


 ドニーさんが銃を抜いて私に狙いを定めた...私は雪を撃って視界を遮り、すぐにその場から走り出した。


「今度撃たれたら......死ぬな...」


 最初に身体がまだ空気状態の時に撃たれたのは....きっとこの場所の生徒の能力の一つに違いない。


 私は屋敷の中に逃げ込み...ドニーさんのルーンに消される前に Body oxygen の能力を解除した...


「最後の息を補充...」


 私は彼らのような酸素ボンベを持っていない...だから Body oxygen の空気を酸素に変換して肺に送り込んだ...


「時間稼ぎはせいぜい十分だけか...」


 私は全力で廊下を走った.....視線は屋敷の中に隠れている者たちを捉え続けていた。


「サイクロン...」


 先ほどの嵐が私のすぐ後ろに迫ってきた...私は応接室に向かって走った....


 だがやはり....足を撃たれた....


「!!...」


 誰かの能力だ...本当に。


「クソ....」


 今はとにかくあの部屋にたどり着かなければ.....すると..私の目の前の屋敷の壁が爆破された。


「おいおい....どこへ急いでいるんだ...」


 ドニーさん....


「チッ...」


 私は銃を抜いて撃ったが当たらず...逆に撃ち返されて肩を撃たれた。


 それでも私は走り続けた....


「どこへ逃げても無駄だ....なぜなら俺は...」


「ボス!!..」


 上の階から女生徒の叫び声が聞こえた...声から判断して、午後に私を迎えに来た女生徒に間違いない。


 彼女が叫んだ理由は...私が風圧爆弾を仕掛けていたからだ。


「ドカン!!!」


 私が飛び出した瞬間、爆弾が作動した。


 ガキッ! 《 357->356 》

『Gallardo Bomb (集団殺傷風圧爆弾..)....』


 爆風が半径五メートル以内の物を一瞬で吹き飛ばした....粒子自体は強くないが、普通の人間が直撃すれば障害者になる可能性もある。


 ガキッ! 《 356->355 》

『Assistant Analysist (残留情報解析) ....』


 私は右目にルーンを起動した...これは左目の弱点視認の目を補うルーンだ....制限は一週間に一度だけ...そして弱点視認の目と併用しなければならない...視界は極めて見づらい。


「本当に上にいたな...」


 私は銃を上に向け....狙いを定めた。


 ガキッ! 《 355->354 》

『FROST SENTENTS (氷雪バランス弾) ....』


 そして撃った...


 ガキッ! 《 354->353 》

『Professer Compresser (空気状態調整装置) ....』


 周囲の空気を急激に零下に冷やした...追ってきた嵐は一瞬で氷の嵐に変わった...


 だが今はそれどころではない....屋敷内の壁がすべて氷に覆われた...これで弾丸は二階の壁を貫通できた...そして...


 相手が指を弾丸に向かって突き出した...私の弾丸は撃ち落とされて砕けた。


「風の弾丸を撃てるのか...」


「だからこそ、空気状態の俺を撃てたのか....」


 屋敷内が凍結したせいで、壁は極端にもろくなっていた...


「キャアア!!!....」


 その結果、上階の壁が雪嵐の影響で崩れ落ちた...


 二階に潜んでいた一部の生徒たちは雪嵐に巻き込まれて吹き飛ばされ...嵐はすぐに消えた...止めたのはこの能力の持ち主に違いない。


「よし!」


 ようやく応接室の正面扉にたどり着いた...誰も見張っていないようだったが油断はできない...私は扉の辺りに何発も銃を撃った。


「うわああ!」


 本当に見張りがいた。


 私は急いで部屋の中に入った...何人かの生徒が待っていた...私を見た途端、彼らはマフィア映画のように一斉に銃を撃ってきた...


 私は部屋中を走り回り、ワイングラスを掴もうとしたが失敗した。


「くそっ!」


 ガキッ! 《 352->351 》

『YukiHime (雪原の王女)....』


 ゴゴゴ...再び掌から雪が噴き出し、霧が発生した...


「どこだよ!」 「おい! グラスを守れ...」 「見つけたら即殺せ!」


 まるでマフィアの話し方だ...あ、実際マフィアなんだっけ...


「俺がこの煙を風で払う」

「待て! 煙を払ったら足元の雪が舞い上がるぞ、この馬鹿野郎..」


 ほう...使えるな...


「固まれ...うぐっ!」

「レギンが撃たれた! うわっ!」


 私は一人ずつこっそり撃っていった...だが死にはしない。


 最後の一人を残して撃ち終えた時...ちょうどドニーさんが部屋に入ってきた。


 私は最後のガードの首を締め、銃を突きつけ...相手も私に銃を突きつけた。


「観念しろ、小僧....」

「あなたが撃てば...私はあなたの部下を撃つ...」


 相手は私を殺さんばかりの目で睨んできた...だが私は全く怯まなかった...


「ボス..撃ってください...撃って!」


 だが私はその機会を与えなかった...


 私は彼の肩を撃ち...相手も私の頭を撃った...その瞬間、ドニーさんが私が死んだと思った隙に、私は素早くワイングラスを掴み...最後まで飲み干した...


 そして結局...私は本当に死んだ....


 訓練終了...私は再び蘇った...なぜなら私はカプセルが作った模擬戦闘室の中で死んだからだ....建物や施設もカプセルの効果が切れた後、元通りに戻っていた。


「本当に無茶な奴だなお前は....母親そっくりだ...」

「訓練させてくれてありがとうございます...本当にみんなありがとう..」

「そうだな...」

「ったく...この子、俺の空気の壁をバイクで突き破りやがった」 「俺も見つかったよ...」 「大人数で囲んでも勝てなかったなんて」


「これ...」


 ドニーさんが訓練申請書を差し出してくれた...すでに承認のサインを入れてくれていた。


「ありがとうございます....」


「アンダーソン...」

「はい?」

「うちのギャングに入らないか?」


 私は微笑んで...答えた。


「申し訳ありません....寮に待っている友達がいますので...お誘いありがとうございます」

  [申し訳ありません....寮に待っている友達がいますので...お誘いありがとうございます]


「そうか...母子揃って断るんだな」

「では失礼します..」


 あと三日....一週間の訓練期間が終わる。



トレーニングのスタイルは実に多種多様なので、各寮の指導法をそれぞれ独自のものにしようと工夫していたのですが……時折アイデアが混ざり合ってしまい、書いている内容がなんだか収拾のつかない、まとまりのないものになっていくような気がしてきました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ