9話 謁見と決闘
王城に入った俺とライカは、すんなりと謁見の間に通された。
謁見の間は、丸い部屋の一番奥に玉座がありそこに国王陛下が座っていた。
「お初にお目にかかります。ライバック家のフェルトと申します」
俺とライカは、膝を地面につけ挨拶をした。
「メルト王国第四十九代国王ガレオネル・メルト・ハゼイアである」
そして国王は、続けて
「フェルトよ遠いとこよく来たな」
国王は、優しい顔をして言った。
「お気遣いありがとうございます」
俺がそう答えると国王は、ライカの方を見た。
「そなたは?」
少し睨みながらライカに問いかけた。
「フェルト様の従者をしています。ライカです」
ライカは、慌てて答えた。
「そうか…それで今日は、何の様だ?」
国王は、俺たちに聞いてきた?
「魔法学園特待生の許可をいただきにきました」
「うむ…」
国王は、そう言いながら俺とライカを舐め回す様に見てきた。
「ああいいだろう」
結構あっさり国王は、答えた。
「だが余の一存では、決められん。よしサオン相手してやれ」
国王がそう言うと顔に傷がありどっからどう見ても歴戦の猛者みたいな人が出てきた。
「サオン・ペーテルズだ魔法師団の団長をしている」
「俺を楽しませてくれよ」
そうサオンが言った瞬間俺とライカは、窓からその時演習場に投げ出されていた。
「サオンに一撃でも当てられたら合格だ」
そう国王が答えた。
「はじめ!」
そう外にいた魔法師団の団員の人が言った。
そう言った瞬間サオンは、炎を周囲に撒き散らした。
間一髪で避けた俺とライカは、反撃した。
『ディリュージ』
俺は水上級魔法を出しサオンが出した炎のフィールドを水で流した。
その後ライカが
『ウィンドブレス』
風の進撃をサオンに向かって飛ばしたがサオンは、楽々交わした。
「ライカ剣を抜け、ライカは、剣の方が得意だろ」
「わかりました!」
そう言いライカはサオンに向かって剣を振りかぶった。
サオンは、ライカの剣を自分の剣で受け止めた。
ライカの剣は、サオンを結構追い詰めていた。
俺は、ライカとサオンの剣の押し合いを見ながら次の魔法の準備を始めた。
一瞬本当に一瞬サオンに隙ができた。
それを見逃さず俺は、魔法をぶち込んだ
『アイスブラフォス』
そう叫ぶとサオンの足元から氷山が突き出てきてサオンが宙に舞いながら血をはいた。
サオンが地面に倒れると国王が
「そこまで」
と言った
「まさか聖中級魔法まだ使えるとは…」
そうサオンが言うと
「合格だ、春から魔法学園に通うことを許可する」
そう言って国王とサオンが裏へ下がっていった。
俺とライカは、王城を後にした。
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「あの二人なら勇者覇気を持っているかもしれませんね」
そうサオンが言う
「ああ、もしそうであればこの長い戦いに終止符を打つことができる」
国王が答える
「そういえばあの勇者候補は、どうなったんですか?」
「何の因果かわからんがやつも騎士学院では、なく魔法学園に入学が決まったよ」
国王が言う
「面白くなりそうですね」
サオンが言った。
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俺とライカは、貴族街の自宅に帰った。
「どうでしたか?」
家に入るとクルシタが心配そうに聞いてきた。
「無事入学が決まりました」
俺がそういう時
「案外簡単でした」
ライカが言った。
少し調子なっているのがわかった。
「お疲れですよね夜ご飯の用意ができていますよ」
そして俺とライカは、メイドさん達と一緒に夜ご飯を食べた。
その後風呂に入り倒れる様に寝た。
翌日
俺は、入学までの十一ヶ月間何をするか考えた。
そして俺は、極東流の剣技を習うことにした。
理由は、折角買った『利正』がお飾りになってしますからだ。
「クルシタさん頼み事があるのですがいいですか?」
俺は、クルシタさんに聞いた。
「はい何でしょうか?」
「あの…極東流を習いたいのですがどこで習えるとかわかりますか?」
「なら師範を雇いましょう!」
クルシタが言った。
翌日
朝起きて窓から外を見ると家の前に刀を腰につけた凄まじい殺気を放っている華奢な女の人がいた。
俺は、急いで階段から降りて魔法の発動の準備をしてドアを開けた。
「あんたが私の生徒か?」
クルシタは、どうやら仕事が早いらしい。
どうやら極東流の先生らしい。
「私の名前は、柏原結だ」
「今日から私がお前に刀を教える」




