3話 セミラス村?
どうやら魔王軍との戦いは、すぐ終わったらしい
「いやー今回の戦いは、楽勝だったなー」
こっちをチラチラ見ながら血を垂らして言った
まさか…まさかとは思うが、いいとこを見せようとしているのではないだろうか、だったらなんか言った方がいいだろうな
「お父様かっこいいです!」
どうだいってやったぞー
「そうかー」
嬉しそうに答えるダリル
「はい!」
そんなことをしているとセレナが
『ブズラバ』
そう言う呪文を言うとダリルの傷口が閉じっていった。これが魔法かと驚いた顔していると。
「そうだよね、あの日から魔法見てないもんね」
とセレナが言った
「僕も使いたい」
気づいたらそんなことを言っていた
「じゃあこっちおいで」
そういうとセレナが本棚のある2階に連れてきてくれた
「この中に魔導書があると思うから読んで見て私やることあるから」
そういうと1階に降りて行った。
本か〜何があるかな? そんなことを思いながら本棚を見ていると
『英雄セミラス・メリリスの冒険』と言う本があった
セミラスって確かこの村の名前じゃ、そんなことを考えながらその本を開いた。
『 風神歴150年ラプラード領メトス村に生まれた。その後18歳にしてミルト流、極東流の二つの流派で最年少の聖級上流になった。
風神歴175年のライバック領極西部奪還作戦に参加し、敗北ライバック領の西部ほぼ全てを失う大損害を出してしまう
風神歴180年に反対を押し切り第二次ライバック領極西部奪還作戦を計画し実行、激戦の末ライバック領西部の全てを奪還、魔王軍から領土を奪還するをは、人類初のためその栄誉讃えライバック領の西部をセミラスと名づけセミラスに国王は、英雄の称号を与えた。』ここで本を閉じた
「すごい人もいるんだなーこの村もこの人に関係あるのかな? あっ魔導書、魔導書」
そして俺は、『魔術教本初級』の本に手を差し伸べた。
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どうやら魔法には6個の種類があり水、炎、土、風、治癒、神聖魔法がありそれぞれ見習い、初級、中級、上級
、聖級初級、聖級中級、聖級上級、神級の8種類があり神級の魔法を使える人は、神話の時代以降は、出ていないためほとんどないとされている、と言うことらしい
そして魔法は魔力を使うらしいその魔力は、生まれた時に量が決まりその後精錬をした時間で増えて行くらしいてことは、修行ある必要ってことか、努力は嫌いなんだよなー
見習いランクの魔法は、全属性できるようになっときたいしまずは、水にしようか
水見習い魔法は・・『ウォーターガン』
むずい
もっと魔力が体を流れる想像して、すると爆竹が爆発したような音とともに素早く水が発射され壁に直径5cmぐらいの穴を開けた。
うひょーすごく嬉しい気持ちになりもう一発打つと今度は、すんなりと打てて3発4発と打つと意識が亡くなった。
「あっ、フェルト様こんなとこで寝たら風邪ひきますますよー」
ライカは、相変わらず明るい口調でそう言った。
相変わらずかわいいなんでかライカは、特別可愛く見える、やっぱり前世での年齢とライカの年齢が近いからだろうか。
「ライカこの村と英雄セミラスってなんか関係あるの?」
「かつてこの村は、大きな要塞都市で魔王軍との最前線でしたしかし大陸から魔王軍が撤退していったためこの村は、もうあまり使われてません」
この村には、そんな過去があったんだな
次の日も引き続き魔法の練習を始めた。
次は、火の見習い魔術にしようえーと火は・・
「『ファイヤーパウド』」と唱えると昨日とは、違一発で成功した。燃えかすが手元のメモ用紙に引火してしまい危うく家が燃えるとこだった。
「次から炎魔法の時は、外でやろ」
神聖魔法以外の見習い魔法は、三日間でマスターすることができた。