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今世と前世と罪と罰  作者: 月迎 百
第3章 若宮朋佳
63/76

21 準備

どうぞよろしくお願いします。

「「テストお疲れさまー!!」」


 ジュースで乾杯。ちょっとテンションがおかしい私達に笑っちゃう。


 食堂ランチを終え、駅に向かって歩いている時にスマホが震えた。

 見ると真理先生。


『テストお疲れ様

 明日の土曜日、テスト採点日で生徒は学校休みでしょ

 駅前のファミレスで13時に会わない?』


 まあ、定期券があるからいいけど。アキも明日、一緒に出てこれると言ってくれた。

 私は『いいですよ』と返事をした。

 すぐに田中先生とアキと私でグループlineを作ってあったので、そこに画面をスクショして投稿した。


「私、一緒に行くけど、ちょっと離れて見守るから」


「ありがとう、アキ。心強い。

 でも、何言われるんだろう……」


 田中先生からは『了解』のスタンプが来た。

 なんか、軽いなー。


 家に帰ると田中先生から情報が来てて、詳しいことがわかる。

 真理先生は出勤だけど、12時半までなんだって。

 だから13時待ち合わせなのか。

 私は12時には行って先に座っていることにした。 

 アキは顔を知られてるから、私と一緒に行き、近くの席で死角になりそうなところを探して座るという。田中先生も昼を食べに出られるから12時に出てきてくれるそう。本当は1時間ほどの休憩時間だけど、理由をつけて2時までにするって。


 何言われるか見当もつかないけど、呼び出してまで言いたいことって何だろう?



 次の日の11時くらいに私はアキと約束があると母に言って家を出て、いつもの駅に到着。いつも制服でくる駅だから、私服だと、なんか変な感じ、時間帯も違うしね。

 アキと待ち合わせたら、なんと……、相原君を連れて来てて!!

 私は相原君に「なんか……、ごめんね」と謝った。


「いいって、話しはざっと聞いたけど。

 相手が女性とはいえ、逆切れされたら大変だし。

 真理先生って、あの理科室で会った若い女の助手みたいな先生だろ?

 アキより、顔わからないと思うから」


 おや……、『アキ』だと!?


 気にはなったが、わいわい騒ぐような感じでもないので、ファミレスに向かい、私は待ち合わせと言って奥のふたり席を選ばせてもらい、アキと相原君は衝立を挟んで隣に座れた。

 アキはこの席に向かってくる人に背を向ける感じで座り、さらにニット帽をかぶり、メガネまでかけていた。変装!?

 相原君は顔が少し見えるかもということで、12時半になったら、メガネ外すそう。そこまで悪くないんだって。メガネ外しても0.5くらいあるとか。


 田中先生もまもなく来て、反対側のブロックというのか、ドリンクバーのそばなんだけど、たぶんこちらの動線からは死角になりそうな奥に席を取れたよう。

 女性と一緒で私は驚いた。


「え? 近藤先生?」


 中学の数学の先生だよね。私のこと知らなくて注意された。田中先生と知り合いなの?

読んで下さり、ありがとうございます。

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