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今世と前世と罪と罰  作者: 月迎 百
第9章 若宮朋佳
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27 光陰矢の如し

どうぞよろしくお願いします。

 短い三学期を経て、私達はとうとう高三になった。

 アキと私と飯塚さんと典ちゃんは同じクラスになった。

 マユミとこころちゃんと池さんが同じクラス。たぶん希望進路がクラス分けに影響してるんじゃないかと思うけど……。


 私は一応文芸部部長をもう一年やるけども、さおりんとかなちゃんが副部長として助けてくれることになる。

 今年度は中一がひとり、高一がひとり文芸部に入ってくれた!

 人数も増え、私とアキが卒業しても部として存続できる人数だ。

 

 アキはバスケ部の春大会でバスケ部は引退することになっている。

 夏まで……という話もあったようなんだけど、推薦が上手くいくかわからないからね、一応、私と予備校の夏期講習に行こうという話になったんだ。

 まあ基本は勉強が中心。

 マユミとアキとも放課後勉強のために残り、飯塚さんや池さん、こころちゃんなんかも一緒に勉強するようになった。

 英開男子とお付き合いしている人達(アキとマユミと池さん)はデートの回数が減ったとぼやいている。けど、それは仕方ないよね……。

 私とアキはGW講習をソウヤくんと相原くんが通っている予備校で受けることにして申し込んだ。良ければそのまま夏期講習も!

 夏の自然科学部との合宿、学校のクラブハウスで参加できそう!


 雅さんと匠海くんから、入学式の写真が送られてきた。

 無事に離婚できて、篠原姓に戻したそう。

 そして東京を出たそうだ。

 雅さんのお父さんの実家の方で、仕事をさせてもらえることになり、親子でそちらの地方へ移住した。

 私と匠海くんは文通している。


 天堂さんは……、匠海くんの養育費と雅さんへの慰謝料を一括で払ったそう。

 うん、天堂家が払ったと言うべきか。

 結局、あのマンションは引き払って、天堂家としてもいい思い出がないから売却したのだそう。そのお金で払ったとはるみ伯母さんから聞いた。

 天堂の伯父様も天堂さん(義弘さん)への援助はこれっきりということにしたそうだ。

 天堂さんは離婚したことが公になり、しかも天堂先生の有責というのは問題になったようで、講師の話はなくなったそう。

 ここから盛り返すのは大変そうだけど、まだ助教は続けるそう。

 天堂家の援助がなくなり、かなり切り詰めてのひとり暮らしをしているとか。

 自分でご飯用意して、下げて洗って片付けて。洗濯して!

 家事の大変さとその大切さを十分に知れっ!


 それから、紗栄先生と加藤さんが正式にお付き合いを始めたと聞いた。

 ふふっ、高校生の時、加藤さん、紗栄先生に告白したのになかったことにされてたらしい。

 紗栄先生が「だって……、罰ゲームだと思ったのよ!」と赤くなって言ってた。

 はー、共学だとそんなのもあるのねー。勉強になるわー!


 そんなこんなで慌ただしく過ごしていたら……、もう夏になってしまった。

 待って! 本当に時間が過ぎるのが早過ぎる!!


読んで下さり、ありがとうございます。

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