14 ナンパ!?
どうぞよろしくお願いします。
次の週末の休み、マユミと私はアキのバスケの試合を応援するため、T区の体育館へ行った。
来週の日女の学園祭の交流試合に行けないし、今回はってことで。
今日は男子の試合もあるとかで、男子校、女子校、共学校と6校ぐらい集まっての交流試合なんだとか。
エントランスに入り、アキに書いてもらったメモを見て試合会場を探していると「スプ女の子?」と声をかけられた。
私服だからね。よくわかったな。
そう、泉学院は周囲の学校から『スプ女』と呼ばれる。
泉=スプリングかららしい。
学校名に女子って文言入ってないんだけど。女子校だからか。
『いずみ』とか『いず女』じゃないんだと中一の時に思った。
「バスケの応援っしょ?
俺らもなんだ。一緒に行こうよ。
俺ら英開」
3人の男子達。
同世代の男子と話すのなんて久しぶりだ。
なんか……、子どもっぽく感じる。
「英開は男子校でしょ。会場が違うよ」
私が言うとみんなびっくりした表情をした。
「女子は第1で、男子は第2の広いとこだよね。
階も違うし」
「……真面目か!?」
話しかけてきたチャラ男子が言った。
「真面目だが。友達を応援に来たんだから」
「ちょっとトモ!?」
マユミに腕をかくんと引っ張られる。
「ちょっと、言い方!」
その時、話しかけてきたチャラ男子ではなく、メガネ男子が「その通りだよな。また会場で会ったら、その時は少し話をしてくれるとうれしい」と言った。
「あ、はい、では」
話は終わったんだろうからと、私は第1体育室の案内板を見つけてそちらに一歩踏み出した。
あれ? マユミがついて来ない!?
「マユミ?」
「へー。マユミちゃんって言うんだ。
あっちは?」
チャラ男子がマユミに話しかけていて、マユミが「トモ」と教えてしまう。
「へー、トモちゃんか!?」
いちいち『へー』付けないと会話できんのか!?
「マユミちゃん、試合が終わったら、ここで会わない?」
マユミが『どうしよう!!』という目で私を見た。
私はため息をついた。
それでなくてもいろいろめんどくさいのに……。
読んで下さり、ありがとうございます。
息子の学年、学年閉鎖です。
予防接種早めに受けてて良かった~。
しかし元気な息子が家でダラダラしているのもストレスが溜まりそう。
いつものようにリビングで小説打とうとすると「ここでやるの?」と。
ちょうどちょうど真ん中あたり(全30話なので)です。
これからもお付き合いどうぞよろしくお願いします。




