表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今世と前世と罪と罰  作者: 月迎 百
第1章 若宮朋佳
11/76

11 連絡先?

どうぞよろしくお願いします。

「若宮はE駅だよな」


「あ、私も一緒に降ります。

 駅前だし、ここからなら2駅だし、電車に乗れますから」


「電車……、遅延、いや止まってるぽい。

 家まで送ってもらった方がいいよ」


 さくら部長がスマホを見ながら言った。


 C駅前のイトーヨーカドーの店の前、屋根のあるあたりに車が寄せられ、さくら部長は「トモちゃん、気をつけてね! 川上先生、ありがとー!」と降りて行った。


 なかなか車が動き出さない。


「……ひとりだし、前に座らないか?」


 川上先生が言って……。


 そうか、前に父に言われたことがある。

 迎えに来てくれたのに、母と私が後ろにふたりで座ってしまい……。


『俺はタクシーか!?』と拗ねられたのだ。


「ああ……、はい」


 私はカバンを濡れないように先に助手席に置かせてもらうと、一度外へ出て、助手席に移動した。


 車が動き出す。


「先生はどこなんですか?」


「D駅だよ」


「……遠回りさせちゃいますね。すみません」


「いやいや、一駅くらい車ならすぐだよ。

 E駅から……、どう行けば?」


 私は説明しようとしたが難しい。道路の名前とかわかんないし。

 車についているナビを見る。


「これ設定できますか?」


「え!? いいけど。

 若宮、他の人の車では絶対するなよ」


 でも、道わからん。

 私は自宅住所をナビに打ち込んだ。


「あ、あの、駅からちょっと離れてる方のタワマンか!?」


「知ってます? だったらマンション名いえば良かったか……」


 住所的には番地と部屋番号だけで大丈夫なんだよね。


「まあ、なんとなく場所はわかるけど、車で行く道は、だしな」


「あ、母から連絡来ました」


 スマホのlineに母から返信があった。

『よかった』という一言。


『今、D駅あたり、マンションまで送って下さるそう』と打つ。


「若宮……、lineの連絡先教えてくれないか?」


「えっ!?」


 クラブの顧問でもないし、担任でもない。

 いや、学校のメールアドレスがあるから、先生方はパソコンのメールでやり取りできるし。


読んで下さり、ありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願いします。

担任でもクラブとかの関係がない限りは……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ