005 魔物!魔法!
皆様こんにちわ。僕です。今僕はイリスの補助及び指導の下、魔法と近接戦闘の訓練をしています。魔物で。
と言っても9割魔法だけどね。
ちなみに今は狼と鹿を足して割ったようなやつと戦っております。
「氷結魔法 アイスアロー」
《魔力回路調整、魔法陣展開》
展開された魔法陣から氷の矢がいくつも生成される。だけど、かなり遅い。
狼鹿もどきがヒーロー物の敵みたく待ってくれるわけもなく襲ってくる。魔法陣は僕の動きに合わせてついてくるので走って避けながら魔法の構築を続ける。
走って避けると言っても急激にステータスが上がってるせいで上手くコントロール出来ない。なので!感覚を掴むまでイリスに体の力をセーブしてもらっている。
まぁ、自転車のギアみたいなもんやね。ギアを上げれば上げるほどステータスの力が解放されてく。
とか考えてるうちに構築完了!アイスアロー!発射!。
何十本も矢を発射した……………けど避けられたよ〜?。
「アレ避けるの………」
《解答。どうやら、回避のスキルを所持してるようです》
「回避?」
回避?回避とな?。スキルでポンポン避けれるのね?そういうことね?。なんて面倒な!。
《回避はMPを消費して発動するため連続消費は無理かと》
なるほど?たしかにスタミナ的なステータスはないから消費するならMPかリアル体力だもんね。
でも、このままだとジリ貧だ。なんか良い魔法は…………お?
◆アイスウォール 消費魔力10
氷の壁生成する。
壁か…………これ使えるんやない?。よし、そうと決まれば。
「イリス、アイスウォールの魔法陣展開、準備」
《了解》
アイスウォールの構築が始まる。
そんなの関係なく狼鹿もどきは襲ってくる。
長いからオオシカで、よし決定!。
オオシカは牙を剥き出しにし、噛み付いてこようとする。だが!アイスウォールは槍とか矢みたいに凝った形を作らなくてもいいから発動するのは簡単なのだ!。
「アイスウォール」
オオシカと僕の間に氷の壁を作り出す。この奈落の底、天井も高いからある程度高くしても良いのは助かる。
オオシカは鈍い音を立てて、壁にぶつかる。
それを逃すまいと、氷の壁をもう三度発動し、オオシカの四方を囲む。
フハハハ!囲んでしまえばこっちのものよ!。壁は氷で出来てるから滑って登る事も出来ぬだろ!。
ちなみに何故か僕は氷で滑らない。
いや、かなり油断してる時とかは滑るけど。氷結魔法Lv.10のボーナス効果的なアレかな?。
氷で不恰好階段を作り壁の上に立つ。
さぁ、トドメだ。
「氷結魔法 氷の剣」
《了解。展開完了》
さっきより早いのは100%イリスが構築したからだよ。イリスすげえっす。
氷で出来た剣はオオシカの体を勢いよく貫く。上から放ってるから落下速度もプラスされてすんごい速度だね。
魔法って、元から速いのに。
現在、オオシカを持ってセーフティーエリアにきました。セーフティーエリアってアレね。僕が落ちてきた場所。
さぁ!ご飯です。調理器具なし!調味料なし!その他なし!火すらなし!。
オオシカを生でいただくのです!。
いただきます!。ガブリ!。
「モグモグ…………」
うま〜い!というか強靭な胃袋と過去を喰らいし者のおかげで不味くな〜い!。
なんか、強靭な胃袋はお腹絶対壊さないらしい。オマケ効果で毒食べても平気。
過去を喰らいし者なんて、どんな物でも美味しく食べれるのです。あ、鉄とかそういうのは無理ね。
というか、君。ついに名前と関係ない効果持ち始めたね。いや?喰らいし者の部分?まぁいいや。
ステ〜タス、ステ〜タス〜
???? 16歳
種族 人間
◆Lv.25《up》 +150(110+40)
◆MP.120《up》 +2210(2000+210)
◆HP.372《up》+2180(2000+180)
◆平均筋力値123《up》+1000(740+260)
◆平均速度値120《up》+240(40+200)
◆防御力118《up》+844(700+144)
◆器用値110《up》+40(20+20)
◆精神力130《up》+410(260+150)
◆幸運値100《up》+100(50+50)
◆スキル一覧
過去を喰らいし者|強靭な胃袋|氷結魔法Lv.10
状態異常無効|回避|鑑定Lv.1
◆SP
初期20+7
◆称号
異世界人|◼️◼️◼️
お、素のレベルが上がってる。いや、あんま関係ない気がするけど。あまり数字に大きいバラつきはないな。
………けど、器用と幸運上がりにくいすぎじゃない?。いや、良いけどさ。
で………お、回避ゲットと鑑定増えてんじゃん。えっと、なになに?。
◆鑑定Lv.1
対象の名前がわかる
あぁ、まあ。
Lv.1だし、正直イリスさんいるから最悪いらんし。鑑定の機能だってイリスさんのおかげでわかるし…………おや?いらない子?




