022 下層攻略開始
下層に入った僕とスイは突入早々に魔物に襲われる。どの魔物もロキルカンフー以上のステータスを持っている。
ロキルカンフーのステータスは筋力、速度に全振りな感じがしたが技術で残りのステータスを埋め合わせてたから強い。けど、ここの魔物は全体的にステータスが高い。
ステータスのパワーだけ押してきている。
この世界の最高Lv.が999(僕はいいのかな)、そもそもLv.100にいけることのが少ない(僕はどうなんだ)。
ステータス値は個体によってかなり違うから基準にしない方がいい時もある。Lv.に対してステータスが低い時もある。
Lv.が低くてもめちゃくちゃ高いこともある。
けど、ここの魔物は。
「ステータス通りすぎるでしょ………これ」
「文句言ってないで戦いなさいよ!。フッ!ハッ!」
Lv.の平均80、ステータス600超え普通。
中にはステータス4桁がいることもたびたび。
「それに数も多い。よっ、氷結魔法」
《【アイスアロー】》
突進してきた牛の頭をした人型生物。ミノタウロスって言うのかな、その魔物を突進をジャンプして回避。空中で氷の矢を放ちミノタウロスの頭を貫く。
「ふふん。見てなさい、創世糸!!」
蜘蛛の部分のお尻から糸が出るのかと思ったら、手のひらから糸が飛び出す。何とも不思議な光景だ、穴もなければ魔法陣もないのに。
糸は植物のような魔物を押さえ込み、力いっぱい引っ張って背負い投げする。地面に叩きつけられた植物の魔物は大ダメージを受ける。
「麻痺と毒のおまけ付きよ」
スイの言った通り、植物の魔物は毒と麻痺状態になっている。
「それにしても何で………こんな多いん?」
《おそらく、強力な特殊個体が下層の奥で出現し、それに恐怖した魔物達が入り口の方に押し寄せてきたのかと思われます》
「なるほどね。【恐怖】とか【威圧】のスキルでも持ってるのかもしれないわね」
ちなみにイリスの声はスイにも届いている。
念話の応用で他人にもイリスの声を送れるようにしたのだ。すごいだろう。案は僕だけど実行したのはイリス先生です、はい。
「恐怖と威圧………でも、それだけで逃げるかな?」
「それもそうね…………魔物の中には4桁のステータスを超える魔物もいる。そんな魔物が恐れるなんて…………いったいどんな」
「4桁といっても1000から2000………3000とか4000がいるのかもしれない…………ところでどうでもいいけど話してるの…………魔族語って言うの?」
「本当にどうでもいいわね!」
アラクネスパイダーになる前からスイの言葉は完璧に翻訳されていたが、アラクネスパイダーになった辺りからスキルに魔族語というスキルが増えていた。
普通に覚えるのではなくスキルを介して覚えると得られるスキルで魔族語が完璧にわかるらしい。
おや?ということはこの世界の人の言葉はわからない?城の力でわかってただけだもんね?喋ってたの魔族語じゃないもんね。
「いいから戦いに集中しなさい!」
「はぁ〜い…………ハァア!」
それから数時間戦ってようやく落ち着いた
「ふぅ………やっと終わったわね」
「ん………本当にね」
「………あなたの服、ボロボロね」
「ん…………ロキル大迷宮に落ちて………ずっとこれ」
あの日、ロキル大迷宮に落とされてからずっと着てきた制服は汚れや穴がかなり目立つ物になってきた。修復不可能なレベルだ。
あ、ダンジョン呼びだとややこしいってスイに怒られてロキル大迷宮呼びにしました。
「私が作ってあげましょうか?服」
「ん………作れるの?」
「炎耐性付けたり頑丈にしたりするから時間かかるけど、ロキル大迷宮を出る前には完成させるわ」
「それじゃあ…………お願い」




