011 中層攻略開始
ロキルヘッジホッグ…………弱いな。
いやね?姿が見えないなら話は別なのよ。
どこから来るかわからない針、放置すれば溶けてマグマのようになり体を襲い、溶ける前にも火をつけたら光を放ちながら燃焼する。
これほど遠距離で強い敵はいない。小さくて見つけづらいしね。
でもね………ロキルヘッジホッグのステータス…………こんなんなのよ。
ロキルヘッジホッグ
種族
◆Lv.58
◆MP.5
◆HP.600
◆平均筋力値 10
◆平均速度値 610
◆防御力 10
◆器用値 10
◆精神力 44
◆幸運値 10
◆スキル一覧
針飛ばし
スキル一個!おまけにステータスも低すぎる!。体力と速度はレベルに見合ってるけども、それ以外がレベルに不釣り合い!。
レベル1の時0.1くらいしか格ステータス値がなかったんか?。
そら遠距離攻撃ばっかりするよ。
殴られたら死ぬもん!。
場所特定したら速攻ですよ?魔法撃つなり殴るなら蹴るなり。てか、そもそもが小さいから蹴るってより踏んづけるだね。
食べるから魔法で刺したけど…………ん?どうみつけたって?。
普通にイリスさんが特定してくれましたよ?。
ちょっと時間かかりましたけどね。
まぁ………ハリネズミさん達は非常食という事で、針全部抜いてバックに詰めました。
針は魔力かなり注ぎ込んだ氷で密閉して持ち運んでやすよ。
溶けたらジ・エンド、魔力のほとんど使ったもんで少し休憩してから探索始めましたよ。
え?持ってかなきゃええやんって?。
なんかに使えるかもだろ!何故か通販で売れないし!。
さてさて、中層攻略の話に変えますよ。上層と違って未知の領域………一体どんな魔物達がいるのか。
《報告。中層、中盤までは攻略は簡単だと思われます》
ら………らしいのでガンガン戦っていきます!
そしていきなり魔物発見!鑑定のお時間です!
「イリス」
《了解。鑑定………完了。報告、ア◼️◼️◼️スパイダーです》
蜘蛛とな。蜘蛛………蜘蛛かぁ。
名前も中途半端に見えない。
世界の設定によって魔物の強さって変わるからねえ。世界によってはスライムは物理無効、どんなものも溶かす、最悪魔王。
意外と故郷産の知識持ってる人からしたらこいつ弱そうと思う魔物ほど強いとかあるのよ。スライム、蜘蛛(というか虫系)、ゴブリン 。
ドラ◯エよろしくの有名雑魚モンスターもね、世界によっては最強なのですよ。
という事で!ステータスチェーック!
《鑑定阻害持ちです。名前以上の情報が分かりません》
ほらねぇ〜!。
鑑定阻害持ちってなんじゃああ!。ぜってえあの蜘蛛強いやん!仮にステータスは勝っててもスゴいスキルあるやん絶対!。
え〜、まだこっち気づいてないし一回撤退してあらかじめ大技準備してもう一回エンカウントをなんて言いたかったですけど気づかれたくさい。
さっきまでまったく別の方向を見ていたのにこちらに視線が向いた。
やっべやっべ。
《鑑定阻害を無効化します》
出来るんだ、と言っても時間かかるよね。
しょうがない、とりあえず様子を見ながら戦ってみるか。
「氷結魔法」
《了解。氷の剣》
氷の剣を6本魔法陣から生み出し蜘蛛に向けて射出する。が、例のヒーローよろしくの糸による立体起動で避けられる。
すげえや、上層でもそうだったけど、こんなすんなり避けられるのは僕の魔法の熟練度が足りないからかな?。
単純な弾幕は避けられるなら、アイスボムの範囲遠距離攻撃とアイスニードル・ヘルでの全体攻撃のコンボで叩く。
作戦を立てていると蜘蛛は糸ではなく紫色の液体を飛ばしてくる。
毒やこれ
自然と察知できた。避けてから鑑定してみればやっぱり毒だった。
それも猛毒。
え?状態異常無効あるんだからビビンなって?。ははは、実はこのスキルね、かなりの大穴欠陥品やねん。
状態異常って持続して発動して続けるものだけらしく即効性のものとか普通に聞くねん。
石化とか麻痺状態とかね?無効できるんよ。
もちろん、毒だって持続性なら無効化出来るよ?けどあの毒、即効性やねん。
毒は普通に鑑定出来ましたよ!。
なんでなん?名前に対して効果弱すぎん?。
ありえないでしょ。とか言ってるうちに蜘蛛は毒のマシンガン攻撃。
回避を活用してどうにか避けている。
ドバババババババ!
蜘蛛の毒の弾丸は数もスピードも相まって避けるので手一杯。イリスは鑑定阻害無効化中で100%サポートはできない。
負けるということはないけど、勝つこともできない…………どうしたものか。
とりあえずさっきの作成ボム&ニードルヘルで無茶苦茶戦法や。
「氷結魔法多重発動」
《了解。アイスボム、アイスニードル・ヘル》
アイスボムは爆発+氷属性の範囲攻撃。それを飛ばしまくって蜘蛛の行動範囲を絞ってアイスニードル・ヘルで広範囲攻撃!倒せなくとも当たるはず…………だったけど。
こいつ回避のスキルでもあるん?めっちゃ避けるやん。
はぁ…………ダル




