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私というものがありながら、男の友情が大事だといいますの!?  作者: 重原水鳥


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登場人物 (※ネタバレ含む)

★ザーリア・パパラチアサファイア

 パパラチアサファイア子爵家(領地無・爵位引継ぎ可能)の娘。

 商売への興味が全然なく、早い段階で跡取りとして扱う事は諦められ、政略結婚をさせる事になった。

 ターヴェアン(思い出補正増し増しの姿)にずっと恋をしていて、母親の言葉が切っ掛けで、「ターヴェアン様と婚約した」と思い込み、領地を持つ貴族夫人になるつもりで、努力を重ねて来た。努力の結果、ジュラエル語、嫁ぎ先の言語、その隣国の言語の三つを、交渉などで使える程度にマスターしている。

 思い込み強強ガールだが、今回の一件で滅茶苦茶反省し、以後は視野を広くし思い込みで突っ走らないようにと気を付けるようになる。

 なお申し訳なくてメッチャ反省したので、嫁いだ後もブルームーンストーン家が困ったときなどは情報や物など、助力は惜しまなかった。後にヴェカリーンとは文通友達になる。



★ターヴェアン・ブルームーンストーン

 ブルームーンストーン男爵家(領地有・爵位引継ぎ可能)の嫡男。

 何もかもが巻き込まれな男。過去、泣いていた令嬢(ザーリア)に親切心から接した事は事実であるが、彼女を特別に扱った事は一度もない。

 婚約者のヴェカリーンとの関係は良好。流石に初対面はビビリ倒したが、挨拶ついでにヴェカリーンにハグされた瞬間、筋肉の包容力に落ちた。父親には秘密にしているが、筋肉ソムリエみたいな事を趣味の延長でしており、割と当たる為、ヴェカリーンの部下たちからの評判が良い。

 知らんうちに妻と自分を叩いてきた女性が文通友達になっててびっくりした。



★ヴェカリーン・ビーフブラッドルビー

 ビーフブラットルビー男爵家(領地有・爵位引継ぎ可能)の娘。

 筋肉ありすぎて男にしか見えないと思われがち。今回お話で登場した人の中では一番背丈があり、筋肉もある。一人だけ別の世界から出て来たかというほどに存在感が違う。顔のパーツは普通に女性なので、顔をよく見ると普通に気付ける……筈。

 なお家族では母親と並んで一番華奢なので、特に自分が男性っぽい自認はない。

 それはそれとして王都では性別を間違えられたり、迷われる事が多いので、女である事を改めて名乗る事が多い。本人は、いつも騎士の服装なので、王都の人たち(女性は基本ドレス)にとっては性別が分かりにくいのだろうと思っている。

 嫁入り道具枠で彼女に心酔している騎士の小隊がまるごとついてくる。

 ザーリアとは後に文通友達になる。



★パパラチアサファイア子爵夫妻

 ザーリアの両親。圧倒的言葉足らず。奇跡的な誤解・すれ違いにより、娘が婚約相手を誤解している事に気が付かなかった。そもそも彼らがしっかりザーリア嬢と話していれば違和感に気が付けた筈。

 親族であろうと商会で働かせている以上はただの部下でしかないので、その部下の管理が出来ていなかったという事にもなる。



★ヘーヴェカー・パパラチアサファイア

 ザーリアの従兄。

 本家(パパラチアサファイア子爵家)はザーリアしか子供がいないから、いつか自分がザーリアと結婚して子爵家を継ぐのだと思っていた。その話が一瞬浮上したと思ったら、あっという間に話が無くなっていた。

 なんでだ! 許せねえ! きっと馬鹿なザーリアが、初恋が忘れられなくて拒否ったせいだ! あと伯父さんの見る目がないせいだ!

 そんなこんなでザーリアが婚約相手を誤解していると知った後も、誤解が加速するような事だけを言っていた。自分の行動でちょっとはお叱りを貰うかもと思っていたが、両親が爵位を返上して平民になるとは思っていなかった。お金を盗んだのも「困ればいい!」ぐらいの気持ち。結果として金を盗んだ平民として罰せられた。



★ブルームーンストーン男爵

 ターヴェアンの父親。平民は平民、貴族は貴族。品位は守るべき、とか思っている。古き良き貴族という感じの人。

 ただし貴族としての義務(領地の治安維持など)はしっかりと全うするので、別段領民からの評判は悪くない。

 領地領民の為に、政略結婚として息子とヴェカリーンの婚約を結んだ。

 行動力ある主人公を描こうとしたら無鉄砲よりになってしまいました。若かりし頃の黒歴史……で収まったかどうかは、本人しか分からない。

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