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ストーリーを決めて描く

 童謡っぽいのも、好きです。

 昔話や童話の歌とか、ありますよね。

 あんなかんじで。ストーリーを、小説ではなく、歌詞や詩で()く。


 自由詩なら、童話や絵本の文体と、そこまで変わらずに()けるでしょうし。

 ストーリーにあわせて、行や蓮に縛られずに、のびのびと()けることでしょう。1番2番に、揃えて()く必要がないのも、ポイントです。


 一方、歌詞だと。

 さきほどあげた、自由詩の場合のやりやすさが。裏返しで、歌詞の場合の難しさに、なってしまうのですが。

 けれども。「難しい」ではあっても、「適さない」ではないのです。昔話や童話の歌、たくさんあるでしょう?


1)普通にストーリーを()


 自由詩なら、普通に()くだけなので、注釈もないのですが。

 歌詞の場合。そのストーリーを、1番、2番……と、切り取って、(つな)いで()くことになるわけです。


【用途】

自由詩:◎

歌詞:○


【メリット】

・展開があって、面白みのある内容になる


【デメリット】

・ストーリーのあらすじができていないと、()けない(()きはじめることは、できる)

・説明的になって、フレーズに厚みがつけにくくなることがある



2)歌詞の構成に、ストーリーの構成をあわせる


 たしかに、ストーリーを詩の構成・形状にあわせるのは、ちょっと難しいですが。

 歌詞に、構成——


① Aメロ → Bメロ → サビ の縦の構成

② 1番2番の横の構成


があることは、むしろ、ストーリーを語るのに適してさえあるのです。


① Aメロ → Bメロ → サビ の縦の構成


 起承転結をあてはめて、きっちりと構成できます。


・起 → 承 → 結(順接——「だから」のストーリー)

・起 → 転 → 結(逆接——「だけど」のストーリー)


になることが、多いのでは。


② 1番2番の横の構成


1番

起 → 承 → 結(順接——「だから」のストーリー)

2番

起 → 転 → 結(逆接——「だけど」のストーリー)


として、対比して()いたりもできます。

 同じ命題や状況に、1番2番で逆の結論を出す、なんてのも。


→ 詳しくは「1番・2番を描く(構造編)」を、参照


【用途】

自由詩:X

歌詞:○


【メリット】

・《歌詞》構成にあてはめて、かっちり()ける

・《歌詞》1番・2番を並べることで、面白いものが()ける


【デメリット】

・《歌詞》構成にあてはめて()くのが、難しい


→ 1)の、メリット・デメリットも参照のこと



※ ストーリーとは言っても「お話」に限らず。

ストーリーじたての「エピソード」にもあてはまります。

 ラヴ・ストーリーは、苦手です。

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