第8話 かつての翼
「サタン・・・ッ!」
もうすでに絶望は目の前まで来ていた。
・・・。
勝てなくてもだ。
やるべき時がある。
なぜサタンが私に敵意を向けているかはよくわからないが。
その目は敵対を意味していた。
ならば。
「サタン・・・お前は何がしたい!?」
「ふん・・・。第八位のお前に理解などできまい。」
「クッ・・・。」
もう、避けられない。
先ほどの黙示録とも変わらない恐怖がそびえていることに未だ人間は気づかない。
そのかつての熾天使の羽にはもう、何もない。
ただの虚無のみ。
相まみえる二人の悪魔に。
慈悲など、ない。
人間たちはまだ悪魔に気づかず、ジルの亡骸に騒ぐ。
眼光と眼光がぶつかる。
互いの翼が広がる。
とは言えど、サタンの持つのは翼ではなく羽。
悪魔たる証拠。
一瞬。
そして一閃。
そして一蹴。
一瞬だが、永遠ともとれる。
その二人の戦いはとても速い。
常人では見ることなど不可能だ。
だから常人にはそれを捉えることなどできない。
できるものなどいるわけがない。
すべてに等しく死は振り向く。
もはや彼らは止まらない。
その二人の一撃は空を裂き、地を裂く。
人間は見えない何かに恐怖を抱き始める。
一度、二度、三度。
斬撃が飛ぶ。
もう、希望などない。
人間は絶望する。
何もわからないのに。
何かある。
何も見えないのに。
もはや何もない。
いや。
まだ一つあったか。
絶望が。
もはや何人たりとも叶わない。
その戦いを止めることなど。
もともとジルによって破壊されたろう?
それに命を吹き込ませまいとしたアザゼルを今の人間は慕っている。
悪魔剣も神の力を得ている。
ジルの残した出来損ないの悪魔など。
彼らの手の取るに足らん。
すべて無へと変える。
悪魔と悪魔。
もう一つは
悪魔と天使。
闇が交差し、人のすべてを焼く。
もはや敵も味方もない。
人間とかつての神は争わず、我先にと逃げ出す。
二人はまだまだ争う。
ほかの人間には目もくれず。
誰も彼らを見る者はいない。
わからないことよりの恐怖は存在しない。
目の前に斬撃が飛ぶ。
皆がわめく。
「くっ・・・人間を狙いに来たか!卑怯な!」
「よく言うわ。お前もかつてはそうっだったであろう?」
「くっ・・・」
止まらない。
終わらない。
それは絶望。
かつての歓喜。
さぁ、もう一度惨劇が始まる。
刮目してみよ。
真の黙示録は始まったばかりだ。
to be continued
いやはや・・・
書きたくなかったんですけどね(資料がなかったりとかで)。
どうも、龍崎です。
最近暑いですねぇ(何をいまさら)
うちのPCちゃんはひぃひぃ言ってますw
もっと早くできないかなぁとは思うのですがリアル忙しくて・・・。
今後は何とかするのと、資料は頑張って探しますw
そいれではー!




