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おまけの話

相も変わらず、亀の如くゆっくりと進みます。

悪しからず・・・・



 この世界に来て二日目の夜降りだした雪は、七日間降り続いた。





 目が覚めると、部屋の寒さもなんのその布団を撥ね退け、外の様子を見る為窓を開ける。


「うわぁ―――  凄いよ!」


 外は一面の雪景色。パサパサ・サワサワ・音が聞こえる位に後から後から降り積もっている。都会で育った私には馴染みの無い光景で、目に映る物全てに興奮した。

 視界が見えない位に雪は降り続いているから、今日は家の中で過ごそう。


 何をしよう・・・ パン焼いて、燻製の準備して・・・


 ドキドキが止まらない・・・・


 素早く着替えて一階のストーブへと走る。火を熾し水を張った鍋を置き、蓄電器のメーターを確認して、夕べ準備していたパン焼き機のスイッチを入れる。

 馬房にいき馬達の様子を見る。


「シエル、ニゲル、おはよー すっんごく寒いね! 外、少し吹雪いてるけど、どうする遊びに行くかね? 家の前なら良いよ。滑らない様にね」


 扉を開けてあげると、先ずシエルが外を窺ってる。暫く鼻をスンスンいわせて居たけど、比較的雪の少ない玄関脇の所まで出て行くとニゲルが後に続いて出て行く。

 如何するのか、戻って来るのかと二頭を見ていたら、ニゲルが雪に向ってジャンプした。


「うぉぉぉ――― うわぁー 30cm位積もってる」


 後で簡単な除雪をしとこう。でも・・・ 転げ回って遊んでいる二頭に任せた方が楽かも・・・


 手早く掃除を終わらせて、ご飯と毛布を準備する頃には、身体からものすごい湯気を出した二頭が此方を見ていた。


「帰っておいで、ご飯だよ。うわぁー 先ずはニゲルからね」

 

 マッサージをするようにブラシを掛け、体をふいてあげる。素早くやらなくては待たされているシエルが風邪をひいてしまう。二頭の体を拭いた後蹄に雪が詰まっていないか見て、毛布を掛けて置く。


「この分だと明日も雪かも。如何する? こんなんでも運動に成るのかしら」


『ヒヒン・ブルブル・・(大丈夫)』とでも言っているのだろうか??


「今度会った時の、質問事項に書き足しておくね。ごめんよ~ 不慣れな飼い主で」




 馬との触れ合いの後、焼きあがったパンに、スクランブルエッグとコンソメスープを作って簡単に朝食を済ませた。テーブル火鉢、良い仕事しましたよ! 五徳に網を置き、その上にパンを載せたら香ばしいトーストとに成りました。


「窓にカーテン欲しい。レースと、厚手のカーテン。取り敢えずは手持ちの布を掛けますか。仕付け糸で大雑把に縫っておこう」




 そとは雪


 シンシンと雪


 雪の音をBGMに、チクチク・チクチク・チクチクチクチク













ううううっ・・・・・・

もう、十一月も半ばなんですね。私は一年の内に二回、忙しい季節がやってきます。

6~9月と10~12月。??? 一年の半分、後半は忙しいのか! 今気がついた!

私馬鹿だぁ~ あぅあぅ・・・・

読んで下さっている方々、ありがとうございます。


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