目次 次へ 1/2 突然の訪問者 ここだ、ここに貴方がいるのですね ―――主様 俺はどこにでもいる28歳限界社畜サラリーマンの〘蓮川 廻〙。大学の頃に染めた焦げ茶の短髪と寝てないせいで目つきが悪く、目の下に隈が広がっている。今日もヨレヨレのスーツを着て髪を梳かしていると ピンポーン と音が玄関からした。 「誰だよこんな時間に…宗教勧誘か?」 舌打ちを1つして玄関へ歩きドアノブに手を伸ばしてゆっくり開ける。朝日が眩しくて目をぎゅっと細めるとそこには―― 「お迎えに上がりました、主様」