喫茶店ローズ・登場人物【常連客】
ゴードン・マクレーン プロフィール
ゴードン・マクレーンは、45歳の男性。街でも名の知れた大商人であり、喫茶店「ローズ」の常連客として頻繁に姿を見せる人物である。一人称は「俺」。豪快で軽快、誰に対しても距離感の近い話し方をする。
身長178cm、体重96kg。体格は恰幅がよく、裕福な生活をそのまま形にしたような貫禄がある。腹はやや出ており、威圧感というより「押しの強さ」と存在感で人目を引くタイプである。
外見は強い自己主張を感じさせる派手な印象。金茶色の髪は光沢があり、トップを高く立ち上げてボリュームを出し、後ろとサイドはやや短めに整えたツーブロック風のスタイル。前髪は斜めに流し、全体に動きをつけることで遊び心と成金らしい華やかさを演出している。光の加減で金色にも見える髪色が特徴的で、店に入るだけで視線を集める存在感を持つ。瞳は茶色。
服装は金茶色のオーダーメイドスーツを中心とした高級志向。細部まで金をかけた装いで、成功者らしい見栄えを重視している。全体として「派手」「金持ち」「目立つ」がそのまま形になったような人物である。
性格はお調子者でノリが軽く、場を盛り上げることを好む。細かい空気を深く読むタイプではないが、人懐っこさと勢いで人との距離を縮める。気前がよく、思い立ったらすぐ行動するタイプでもある。
趣味は高級バー巡り、プレゼント選び、そして金儲け。商才に優れており、利益を生む機会を見つける嗅覚は鋭い。豪快な振る舞いの裏で、商人としての計算高さも持ち合わせている。
喫茶店「ローズ」では客という立場でありながら存在感が強く、特に店長アレクシアに強い好意を寄せている。いわゆるベタ惚れ状態であり、贈り物や言葉で積極的に好意を示している。ただし、その想いが報われているかは別問題である。そらそうだ。
他キャラクターとの関係では、ルシアンから忠誠を受けており、「旦那様」と呼ばれている。ゴードン自身もその関係を当然のように受け入れている。なお独身である。
好きなものはアレクシアと金儲け。嫌いなものは注射。見た目や態度に反して注射を苦手としている一面がある。また、アーサーについてはほとんど知らず、特別な関わりもない。
全体として、派手で騒がしく、金と勢いで人生を進む成功者タイプの人物であり、場に現れるだけで空気を変える強いキャラクター性を持つ。
ルシアン プロフィール
ルシアンは、55歳の男性。ゴードン・マクレーンに長年、仕える秘書であり、同時に護衛・狙撃任務まで担う実務特化型の側近である。一人称は「私」。表に立つタイプではないが、ゴードンの周囲を支える中核的存在として機能している。
身長152cm、体格は小柄。そのことに強いコンプレックスを抱いている。外見はミントグリーンのレイヤーショートヘアが特徴で、片耳にかけた整った髪型をしている。瞳も同じくミントグリーンで統一感があり、冷たい印象と洗練された美しさを与える。服装はスタイリッシュで動きやすい秘書服を基本とし、戦闘時には銃器の扱いを前提とした実戦仕様へ切り替わる。
元々は年相応の顔立ちだったが、エミルからの頬へのキスや抱擁など継続的なスキンシップの影響により、徐々に外見年齢が若返っていったとされる。最終的には10代程度に見える容姿へ変化したが、その経緯の詳細は不明である。
性格は高性能かつ合理的。常に冷静沈着で、感情に流されることは少ない。言葉は辛辣で、無駄のない皮肉や鋭いツッコミを多用する。必要以上に優しさを見せることはないが、信頼している相手に対してのみ柔らかい一面をのぞかせる。
能力面では非常に優秀で、秘書としての実務能力は完璧に近い。情報管理、予定調整、危機管理、交渉補佐などあらゆる業務を高水準でこなす。また、戦闘面では一流のスナイパーでもあり、精密射撃と冷静な判断力に優れている。後方支援から要人防護まで対応可能な万能型である。
趣味・特技は射撃。狙撃技術そのものに高い誇りを持っている。
喫茶店「ローズ」においては常連客でもあり、ゴードンに付き従う立場として出入りしている。
役割はあくまで「ゴードンの秘書兼スナイパー」であり、店内でも自然に護衛や情報整理をこなしている。
対人関係では、ゴードンに忠誠を誓っており、「旦那様」と呼んでいる。単なる雇用関係以上の信頼がある一方で、必要とあれば容赦なく苦言も呈する。
また、同性のエミルとは恋人関係にあるとされているが、その後の詳細はほとんど語られていない。ルシアン自身も私生活を積極的に明かす人物ではないため、多くが謎に包まれている。
なお、女装をすると本物の女性と見分けがつかないほど完成度が高いという一面も持つ。
全体として、知性・実務能力・戦闘能力を兼ね備えた冷徹な有能人物であり、表には出ずとも周囲を支配するタイプの存在である。
ゴードンでも、ルシアンの過去は知らない。
鷹司プロフィール
鷹司は、喫茶店「ローズ」の常連客として知られる70歳の男性。店では「鷹司さん」あるいは「鷹司」と呼ばれており、アルフレッドからのみ「鷹司おじいちゃん」と呼ばれている。一人称は「私」。
静かに席へ座り、抹茶ラテを飲んでいる姿が印象的な人物だが、その場にいるだけで空気が引き締まる独特の威圧感を持つ。騒がしさとは無縁でありながら、自然と周囲の意識を集める存在である。
外見は、銀と黒が混じった髪を後ろで緩く束ね、瞳は琥珀色。服装は黒の着流しにロングコートを合わせた和洋折衷の装いで、古風さと洗練が同居している。背筋は真っ直ぐ伸び、立つ姿にも座る姿にも隙がない。指先の動きや姿勢には一切の無駄がなく、キューを構えた姿は芸術作品のような完成度を持つ。
話し方は静かで整ったタメ口口調。声は低く落ち着いており、怒鳴ることはない。しかし一言発するだけで場の空気を止めるような鋭さがある。言葉数は多くないが、どの言葉にも重みと圧がある。
性格は極めて冷静沈着。自身の感情すら制御しているような人物で、感情に振り回されることはまずない。勝負事においても激情とは無縁であり、常に静かな集中の中で相手を見据える。美意識が非常に強く、「美しくない勝利」を好まないという独自の価値観を持つ。
若い頃は剣術家として名を知られた人物であり、勝負の呼吸や間合い、気配の読み合いといった技術をビリヤードへ応用している。彼にとってビリヤードは単なる遊技ではなく、「静の武」と呼ぶべき戦いそのものである。
喫茶店「ローズ」においては、ビリヤード台の前に立つと空気が一変する。普段は穏やかに微笑む紳士でありながら、勝負の場では「戦場の鬼神」とも言うべき気迫を見せる。
エドワードとは互いに実力を認め合う宿敵にして好敵手。技巧も頭脳も伯仲しており、試合後には軽口の応酬が恒例となっている。勝利を追うエドワードに対し、鷹司は美を追う。その思想の違いから交わされる会話は哲学的で、周囲から見れば喧嘩なのか談笑なのか判別がつかないことも多い。
アルフレッドに対しては「エドワードと似た者同士だ」と評しており、その言葉がエドワードをわずかに苛立たせることもある。
私生活では、桜という妻がいたが10年前に死去している。現在も彼女の形見である薄紅色の羽織紐を、着流しの内側へ静かに忍ばせている。その扱いには一切の軽さがなく、今なお大切に想い続けていることがうかがえる。
家族関係では、夏芽の祖父にあたる存在であり、息子は裏組織のボスを務めているとされる。
出身は間羅の国。詳細は多く語られず、その過去には未だ不明な部分も多い。
全体として、静けさの中に圧倒的な格と技を秘めた人物であり、勝負・人生・美学のすべてを高次元で体現する老達人である。




