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チーズチーズファンタジー(小説)
202字
ヤナはフロアを足早に行く。大衆食堂の喧騒の中、たっぷり盛られた粉チーズの器を運ぶ。
この町のランチ客は荒っぽい。追加チーズの注文も、すぐに遅い遅いと怒鳴り出す。
「あっ!」
急に立ち上がった客を避け損ね、ヤナの器が宙を舞う。綺麗に頭上でひっくり返り、全身が薄黄色い粉まみれ。思わず眼を瞑る。
「へっ?」
眼を開けると、足首までのチーズフォンデュに立っていた。
「アッツ!」
飛び出した先は、ふかふかなブリーの床だった。
202字
ヤナはフロアを足早に行く。大衆食堂の喧騒の中、たっぷり盛られた粉チーズの器を運ぶ。
この町のランチ客は荒っぽい。追加チーズの注文も、すぐに遅い遅いと怒鳴り出す。
「あっ!」
急に立ち上がった客を避け損ね、ヤナの器が宙を舞う。綺麗に頭上でひっくり返り、全身が薄黄色い粉まみれ。思わず眼を瞑る。
「へっ?」
眼を開けると、足首までのチーズフォンデュに立っていた。
「アッツ!」
飛び出した先は、ふかふかなブリーの床だった。