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200字連載  作者: 黒森 冬炎


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カナとピヨ(小説)

207字

 今日は、とってもいい天気。お日様ニコニコ小鳥が歌う。風は若葉の薫りを運ぶ。

 カナは7歳の女の子。街をテクテク歩いて行った。鼻唄混じりで通りを進む。


(ママの古~い雑誌では、タウンクルーズなんて言ってたわ)


 レトロな雑誌の登場人物になった気がして、カナの気分は上々だ。



 小さな児童遊園で、円らな瞳の仔犬と出逢う。背中に黒い羽が生えた、緑色の剛毛犬。


「やあ、僕はピヨ。鳥犬なんだ」

「ふうん。どこの子?」

「今から君の子になるよ」

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