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同棲から始まる恋バナ ②
ふとしたキッカケで半同棲が始まり
今、彼女は冬休みを利用して郷里の
北海道の地方都市へ帰省する所だ
彼女の乗る飛行機が離陸の為に滑走
を始めた
意外なぐらい呆気無く、
彼女を乗せた飛行機は滑走路をフワリと
離陸して飛んで行った
そして、すぐに小さくなって見えなくなった
気がつかなかったが、
私は彼女のプレゼントの真っ赤な
マフラーを思い切り振っていたらしい
ふと我に返ったら、周りの人々に
笑われていた
私は、恥ずかしいと言うより、
彼女が本当に眼の前から
居なくなった事を改めて思い知った
私は、既に暗くなった送迎デッキから、
帰りの電車へ乗るべく走っていた
そうするべきだと自分に
言い聞かせるかのように




