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追放された"最弱"冒険者、実は【水神の愛し子】だった。~水を自由に操れる『神力』を使って”最強”となりペットの聖獣と世界を無双する~  作者: 蒼良美月
第一章

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18 野菜ができちゃった

「わっふ! わっふ!」

「わっふ!」


「ん? 何だ、シルビーもう起きたのか……早起きだなぁ。お前」

 俺は眠い目を擦りながら、相棒のシルビーに言った。


「わっふ! わっふ! わっふ!」


 突然シルビーが玄関に向かって、走り出した。


「わっふ! わっふ!」

 玄関の扉の前で、尻尾をブンブン振ってお座りをしている。


 そうしてると、本当に子犬にしか見えないなお前……



「ん? 外に出たいのか? ちょっとだけだぞ? もう直ぐ朝ごはん作るんだから」


 俺は玄関のドアを開けてやった。


 元気に走っていくシルビーを見て、部屋に入ろうとしたら

 シルビーが走って戻ってきて、俺の足元に絡まりつき、引っ張る。



「何だ遊んで欲しいのか? まぁ待てよ。ごはん食べた後な!」


「わふ! わふ! わふ!」


 大きな声で珍しく吠え、俺を引っ張る。

 仕方ないので、ついて行くと、







「うそーーん」



 昨日、畑に植えた()に、真っ赤なトマトが、たわわに実っている。

 隣には、きゅうり、とうもろこしに、なすび。



「何だこれ?」



 畑の周りをクルクルと尻尾を振って走り回るシルビーを俺は無言で眺めた。



 あのじいさん「水の子」の力で、簡単に野菜を作ることが出来るって言ってたけど……

 まさか()()のこと?




「凄いな……水の子」




「俺、八百屋さんにもなれるかもな」




「まあ、でもウチには大食いがいるから、八百屋は難しいか」

「シルビーだと店の物、全部食っちまいそうだしな」


 俺は、木こりと、ポーション屋と八百屋のどれがいいか真面目に数分考え込んでいたが、今のところ第一候補はポーション屋さんかな?

 木こりは、木がなくなるとなぁ……

 八百屋は、シルビーが全部食べちゃいそうだし……

 薬草いっぱいあるから、ポーション屋さんが一番かな?



「ご飯ご飯、それより」

「シルビー今日の朝ご飯は、新鮮な野菜を使ったサンドイッチを作ってあげるよ!」

「帰っておいで!」


 俺はトマトときゅうりを何個か収穫し、シルビーを連れて部屋に戻った。



 その後、サンドイッチを作り、シルビーと一緒に食べた。


「それにしてもシルビーって何でも食べるなぁ……」

「シルバーウルフって雑食なのかなぁ」







 ────その頃、王宮の、王立特殊魔法部隊では、ちょっとした問題が発生していた。

 この部隊は、国王陛下直轄の特殊部隊で、国中から優秀な魔道士を集めた精鋭達の集まりで、戦いがない平時は、魔法や魔道具の研究を行っている、エリート集団だ。



「おい、ちょっと、このポーション飲んで見ろよ」

「いいのか? これ高いやつだろ!」


「だから少しだけだぞ!」


「コクリ」


「な!」


「何だこれ!」


「だろ」

 俺にポーションを渡して来た男はニヤニヤしている。


「お前、このポーションどこで手に入れた?」


「教えて欲しいか? トニィ?」

「いいから早く言えよ!」


「商業ギルドだよ」

「まあ、通常のMPポーションよりは値段は、ちょっと高めだがな」

「でも、その味は勿論だけど、効果時間がな」

「通常の、上級ポーションより、長く効く」


「どういうことだ?」


「お前もMPポーションは飲んだことあるから、わかるだろうが、普通は飲んでも魔法を使いまくれば、直ぐにまた魔力切れに近くなる」

「だが、そいつは、普通のMPポーションの倍の持続時間がある!」


「何でそんなことがわかるんだ?」


「俺、今日の修練で魔法、普段よりケチってたと思うか?」


「いや、寧ろその逆だろ!」

「お前、今日は飛ばしすぎ! ぐらいの勢いだったろ!」


「だろ?」

「俺が、そのMPポーション飲んだのっていつだと思う?」

「昨日だよ」


「え?」


「昨日の朝の修練の前に飲んで、修練終えた後、ほとんど魔力が減ってないことに気づいたんだ」

「それで、そのまま一日、昨日ポーション結局1本も追加することなく普段通り仕事して」

「今日の修練のアレだ」

「お前なら俺の言いたいことが、もうわかったろ?」


「いくら、一晩寝たと言っても、普通なら二日続けてその効果が持続し続けるなんてありえない」

「高価な上級MPポーション飲んだとしても、普通、回復する魔力量はそこまでじゃない」


「このポーションはMPの回復量だけじゃなく、その効果時間も普通の上級ポーションに比べて遥かに長い!」



「マジか!」

「だとしたら、大発見じゃないか!」

「部隊長殿には?」


「まだ話してない」

「これから、お話するところだ」

「お前に、飲ませたのは、味の証言をお前にもしてもらいたかったからだ」


「ああ、本当にお前が言うように、効果時間が通常より長い特殊なポーションだとしたら、その重要性は、凄いことになるに間違いないから俺も協力するよ!」



 その後俺達は、部隊長の部屋をたずね、先程の話をした。

 部隊長殿も大変驚き、急ぎそのポーションを作成した者を探すことになり、俺達は商業ギルドへ向かったのだった。








「お忙しい中、ここまでお読み頂き、大変感謝しております。今話で【第一章完結】です」

【作者からの切実なお願い】

★皆様のお力をどうかお貸し下さい★

ジャンル初の挑戦です!

『皆様のお力で表紙入りを達成させて下さい』

広告下にある✩✩✩✩✩から作品への評価と、ブックマークを是非とも宜しくお願いします。 

皆様の応援により筆が進みます。

拙い作品ですがこれからも応援お願いします。



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