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「ノア・リートルテ様。」

僕の順番が回ってきて、名前を呼ばれる。



「はい!」



「大変お待たせいたしました。ご配慮、ありがとうございます。お陰さまで例年より早く、洗礼式が始められそうです。」



「いえ、対応してくれた神官と見習い様には、厳しいことを言ってしまいましたが、お気になさらないよう、お伝えください。」



そう答えると神官は驚いていたが、笑顔になり

「ありがとうございます!必ず伝えます!」

と言ってくれた。



でもなんで、驚いていたのかな?

と思っていると、上から声が聞こえた。



「やっぱりノアの対応を見ると、皆驚くなぁ・・・」

と父上が呟いている。



中に入ると、これまた立派な・・・ホールのような場所。

目の前には、真っ白な2体の神様の像。


おお~以前にも誰かあったことがあるのか?

というくらい、大神様と、この星の神にそっくりだった。








_______________________


「皆様、お待たせいたしました。私が進行させていただきます。これより、洗礼式を始めます。」


やっぱり進行を任されるほどの神官は、オーラが違うな。

オドオドした様子もない。


次々に呼ばれていく。

たまにオーや、ワーと言った、歓声が上がる。

僕はというと、上の空。緊張で手が震える。



「ノア・リートルテ様」

ついに僕の番だ。


ドキドキしながら、神様の像の前にひざまずき、手を組み指を絡め、祈りのポーズをとる。



・・・・・・・ええっ!?なになに?

キラキラと粒子が舞う。


キョロキョロしていると、目の前が眩しく光り、目を開けたら真っ白い世界にいた。


え?ここって・・・

とか思っていると、横から声がかかった。

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