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天使の取り分と 足るを知らぬ者

 最近の権力者は強欲だ。

 ウィスキーは熟成していくと自然と樽の中身が減っていくそうだ。天使の取り分。天使が摘み飲みするほどおいしいのだろう。料理でも、パセリやミントなの香草を天使のために残す風習もあるそうだ。


 しかし、今の指導者は満足するまで要求を繰り返す。手を握るそぶりをしながら、次の要求を出す。


 日本はどうでもいい内容の数だけ自慢して、最優先といいながら最も後回しにしている。どちらにしろ満腹中枢がいかれている。


 前者であれば、どこかで止まるかもしれない。しかし、後者はいつまでも完成しない。重大な何かが足りない。足りない人間に、期待しても、満足できる成果は出ない。


 政治家は嘘をつく。しかし、嘘を実現できれば真実である。それは未来への嘘。過去は変えられない。過去への嘘は真実にはならない。頭が足らないというのは簡単であるが、真実ではない。本当に足らない者というのは、未来のビジョンがなく過去の栄光だけ追い求める者たちだろう。


 井の中の蛙。樽の中で寝不足になったか。

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