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あれも死体 これも死体 夏コナン
昔のコナンは、やたら死体が出ていた。最近は、あまりない。時代劇も、切られた役者は、はけていく。
たしかに、教育上よくないという声の大きい親はいるだろう。意味のない死は描かないというのは、昔からのお約束だ。だが、現実世界では意味のない死はごろごろある。死体の数だけあるといっていい。逆に、意味のある死は皆無だ。
むしろ死に意味があるという説明のほうが、死を尊いものにしているのではないか?来世があると思えば死を選ぶ。死によって、責任を取る。加害者に死刑を望む。
生物とは、生き残ることに意味がある。限界が来たら、子孫を残す。だから、昆虫の羽化は死に化粧のようなものである。長い幼虫の時代こそが一生の中心。
蟻や蜂など、集団生活するもの、つまり子育てするものは、幼虫は子供であるから、成虫の時代が長い。
夏にはホラーと相場が決まっている。もっと意味のない死体が転がっていてもいいじゃないか。死は無意味だと教えることが大人の責任だろう。




