「皆がやったら」 大人の嘘に 「できっこねえ」
万引き犯に、「皆がやったら店が潰れるからダメなんだ」とか、言ってる連中は知識も想像力も足りない。
権利は皆が平等に持っているが、行使できる者は限られている。例えば、切符を買っても、電車に乗れる人数には制限がある。店だって、特売に人数制限がある。客は権利があるが、実質皆が行使できるわけではない。
犯罪も皆が同様に犯すことは物理的にできる。権利ではないので捕まるかどうかは別だ。しかし、それも人数制限が発生する。商品以上の万引きはできない。それが、特定の商品となれば、さらに制限される。渋谷のスクランブル交差点で騒ぐにも、物理的なキャパがある。
人間が行うことには、常に数の制限がつく。皆ができるわけではなく、一部の者しか実際にはできない。
「皆がやったら大変だから」というのは、説明が出来ないからそれっぽく言っているだけだ。
全てのことに、なぜダメかなんて、絶対的意味はない。それは、単なる約束事でしかない。そして、あなたが未成年なら、そんな約束した覚えはないだろう。だから、代わりに約束した保護者がその責任の多くを負うのである。
だから親の不祥事の責任を子供が負うのは筋が通らない。しかし、多くの日本人は理解していない。
大人は都合のいい嘘をつく。だからといって、行為が正当化されるわけでもない。しかし、不利益をこうむっているはずだ。だから、嘘を見抜く能力は必要なのだ。まずは、国会議員の嘘で練習するのがいいだろう。あれほどわかり易い嘘はない。
わかり易い例を1つ。
消費税1%にしたら、店は値上げする。5%値上げして差額を懐に入れる。8%に戻った時、値下げはしない。7%税金分さらに取られる。かくして、店はまんまと5%の値上げに成功するのである。




