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「ふーん……やっぱ、違うとこ行こうかな」
ジーンがぼそりと呟き、背を向けかけたその時だった。
「ちょっと待ってよ!」
シャルロッテが慌てて彼の袖を引いた。
「ん、なんだ?」
「私たちはもう……このチームしかないんだよ!」
その言葉に、ナールの隣にいた少女がすかさず反論する。
「ちょっとナール、ダメだよ。こんな人たち入れたら、私たちまでブーイングくらいたくないんだよ」
「でも……このゲーム、人数が足りないと、最悪死ぬかもしれないんだよ?」
ジーンはその言葉を聞き、ふと口を開く。
「そういや、お前らのチームって、どうやってできたんだ? 元から知り合い?」
「いや……僕はこいつとはまぁ知り合いだけど。あとは特に。適当に声かけて、なんとなく、って感じかな」
「なるほどねぇ……じゃ、入ろうかな」
「えっ、なんで急に!?」
シャルロッテが驚いたように声を上げる。
「まさか……あんた、あの隣にいた子を狙ってるんじゃないでしょうね?」
「何が悪い?」
「無理だよ。あの二人、友達に見えるかもしれないけど、あれはあの子の“片思い”なんだよ」
「……なんでそんなこと、言い切れんだ?」
「私は勘がいいから。わかるの」
ジーンは肩をすくめ、わずかに口角を上げた。
「なるほどな。その勘――当たってるかもな」




