表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界の放浪者と  作者: 天音時雨
第一章 鬼の子
16/43

第十三話 天然歌姫と予言めいた言葉

なんや色々あり。

ちょっと無理矢理感が…

「あ…大丈夫ですか?」

「まあな。」

「あ!時雨だ〜!」

ユウサリとは別の声が聞こえたかと思えばいきなり飛びつかれた。

「ぐほあっ!?」

「しっ…時雨!だ…大丈夫!?」

「だ…大丈夫だ。ちょっと痛いけど。」

心配そうにレディアが俺を覗き込む。…ていうか…

「何時来たんだよ…ロディア…」

「?結構前からいたけど」

淡い緑のロングヘアーの少女がへにゃっと笑いながら答えた。俺が首をひねるとレディアが教えてくれた。

「えっとね…時雨達が調べものをしている間に来たんだよ」

「へえ…」

「でも…、二人共忙しそうだったし…それにロディアが…」

レディアがチラっとロディアを見ると機嫌よくニコニコしながら手を挙げた。

「二人の時間を大切にしてあげないとね〜って言ったんだ♪」

「「は…?」」

ロディアにそう言われ、思わずユウサリを見ると何故か顔が赤くなっていた。しかも何か慌ててるし。

「何考えてんだよ。なんだ?変態かお前」

「ちっ…違いますよ!!」

顔を更に真っ赤にして全力で否定するユウサリ。…説得力ないぞ。それ←

「ほう……?貴様は時雨…というか妹をそうみていたのか…」

物凄くどす黒いオーラを放ちながら愛用の妖刀を構える蒼夜。…つーか今、俺のこと"妹"って言わなかったか?

あれか…いつもの悪い病気が出たのか。←

「違いますよ!!ていうか貴方もなんですか…?然り気無く時雨を妹って言いましたよね!?」

「ああ。言ったさ。」

「さらっと認めんな、アホ蒼夜!!」

なんなの!?コイツら!!

ロディアが目をキラキラさせながら俺と蒼夜とユウサリを見ているし…何期待してんだよ…本当←

チラッとレディアを見ると案の定オロオロしていた。

…なんなんだよ。ホント…

「おい、蒼夜!ユウサリ!またさっきみたいに手加減なしで鳩尾殴るぞ!!」

ピタリ、と武器を構えた体勢のまま二人は止まった。

まったく…妙なところ息ぴったりだな。

「はぁ……」

「ねぇ…時雨…」

「ん?どうした、レディア」

振り返ってみるとレディアが少し怯えた表情をしていた。

…ただ単にさっきの俺を見てこうなった訳ではなさそうだ。

「…嫌な…予感がする…黒い…なにかが…"光"を意味する子を…もう一度狙っている…」

「え?」

"光"を意味する子…?それってつまり名前にそういう意味がついているヤツのこと…

そこまで考えてはっとした。

「リヒトか…!?」


もう一度狙っているって…永遠の命と声を奪ったヤツか?

(…んなことはどうでもいい!!)

もしソイツがリヒトを消したら……各世界にいる"リヒト"が消滅してしまう。そうじゃなくても…既に輪廻に綻びがあるっていうのにまた何かされたらマズイ。

「…行くしかねぇな。」

「時雨…」

「待って…!一人じゃダメ…フランシアも一緒に…」

「え?わたし…!?」

レディアの突然の指名にフランが驚いた。まあ…無理もないか。

少し戸惑っていたがすぐにフランは頷いた。

「わかった。」

「よっしゃ!んじゃ…行くとするか!!」

俺はフランの腕を掴み術式を展開させた。

再び異世界へ!なんです。←

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ