一話目
いつから感想がくるでしょう~~
本筋に入るのは少々?遅いですが、話しは見えないかもしれません。
なにかコメントがあれば、ぜひ
1、五分間の中で力を示す
2、あらゆる力、能力、道具の使用に制限なし
3、戦闘を行うものの生死は問わない
4、棄権は認めない
5、勝利たものにボーナスがもらえる
6、敗者には義務が発生する
これを見たからすでに一分ほどが過ぎた。
そして音月はこの半径十メートルの闘技場の中で、空を浮かんでいる魔球を避け、できるだけ勝利を手に収める方法を考えなければならない。
「どうですか?あきらめます?」
角持つ少女は挑発的な微笑を浮かんでいるが、それでもそれは彼女の綺麗な顔の飾りにしかならなかった。
もちろん音月は相手が本気でそんなことを言ってるわけではないと知っている、なぜなら、あきらめるほどの状況ではないし、そもそもなぜ自分があきらめなければならないのだと意地でも考えてしまう。
そして音月は剣を下げた。
「ん?どうした?もしかして、ほんとに諦めてくれます?もしわたしを油断させるつもりでしたら、無駄ですよ?這いずる前に、魔法――いえ、魔球は解かないですよ?」
少女の言葉を応じるよう、魔球は少女の燃え盛る赤い髪に寄った。
音月は自分の相手の強さと油断のなさを嘆く一方、惜しさを感じざる負えなかった。なにせ、目の前に半径二メートルの魔球が五十個ほど浮かんでいるし、なにかチート能力がなければ、生身で受け止めることは不可能だろう。そして、もしこの場でなければどれほど良かっただろうと思えてしまう。
「いくしかないですか?」
そう音月が決断した瞬間、二十個の魔球は音月へ迫ってきた。
当たり前といえば当たり前だが、相手の動きを待つバカがどこにいると音月は苦笑を浮かべつつ、対応をする。
時にいなし時に剣で受け止める、月音は魔球を難なく対応する。あるいは明らかに月音を標的として、背後から一直線で迫ってくるゆえか、彼はダメージ受けずにも、少女から目を離さなかった。
だがこの戦闘では守備だけで勝つはおろか、引き分けをすることもできない。
(相変わらず五十個が浮かんでるか、この一分間の中で確か二十を数えたはず。ならこの一分間でその数を生み出すのが限界か?あるい僕と同じ力を隠しているのか?それにさっきの魔球の軌跡・・・まっすぐ目標を向けるのが限界か?パワー系かテクニック系か?)
そんなことを考えている音月と違って、少女は微笑を絶えなかった。まるで自分の自信を世に示すかのように。
「さぁ、どうしました?この程度の攻撃で怯える人ではないですよね?掛かってきてくださいよ、さっきは見事に受け止めてくれましたですし、なにを恐れているんですか?」
音月は目を閉じ、呼吸をする。それだけで彼を纏う雰囲気は変わってしまう。
もちろんそんなやすい挑発を乗るほど月音は温いではないが、別に力を隠したいわけではない。ただ、相手に合わせ、その分だけの力を出しているだけ。でも、五分間のタイムリミットまであと二分、一瞬このタイムリミットに何の意味があるのだろうと思ってしまう音月だが、すぐに思考を戦いに戻した。
一度目を閉じて、深呼吸する。そして再び目を開けた時、少女を向けて走り出す。そしてさっきと違って今度は四十の魔球が月音とダンスを踊ろうする、とてもじゃないが、さっきの方法で対応できる数ではない。だが、音月も防御一方でいるつもりはない。
さっきより鋭く動く魔球たちに対し、音月は彼の剣で一気に何個を切り裂く。これに対し、まるで学習能力があるよう、残りの魔球たちは音月攻撃をまわし、再度背後から音月を襲う。それでも少なからずの魔球は走る音月に近距離で破壊され、避けられ、背後に置きざれされる。だがそれでも音月無傷ではいられない、近距離破壊は出来たものの、破壊の余波を受けてしまうのが避けられない事実。
やがて少女まで残り三メートル、そして少女の周りにある魔球は僅か十五。まるで勝利が見えようとしているが、少女はまるで音月を見透かすかのよう、その豪奢で繊細の右手を挙げて、
「面白いです、可笑しいです!言霊―二倍増、三倍増。落下、シールド」
少女を守る魔球が突然増え、二人の間で雨のように落下して爆発する。通常、近距離で魔法攻撃を行う前、自分を守るためにまずは防御魔法を張る。それは当然、この世界では自分が自分の攻撃から、ダメージを受けないなんて法則がないため、先に防御魔法が発動しなければ、自分にも被害が及ぶ可能性がある故だ。そしてよほど己の詠唱速度に自信がないものは、決して対象に攻撃することを優先しない。
ところが、当の音月はどうした?彼がまったく驚かないといえば嘘になるが、何せ相手は彼の想像を遥かに上回る行動を出したのだ、それでも音月は走ることを止めなかった。
いえ、止められなかったのだ。なにせ、彼の後ろには数多くの魔球が彼を追っているのだ、立ち止れば、即アウト。でもこのままだと、彼は前方の爆発に巻き込まれてしまう。
「君だけの技だと思わないでほしいですね、言霊―名もなき剣」
まるで音月の言葉に反応するように、剣から微弱の光を放す。そして音月は少女に向けて剣を投げた。剣は魔球の雨を突き破って、少女の右目を襲おうとする。
「タイムアップだ」
少女と音月が勝利を確信した時、剣は突然に現れた男に指で止められ、同時に音月の周りにバリアが出現した。
「残念だ、どうやら引き分けみたいだね」
この一言で戦闘は幕を下ろした。
よろしくおねがいしますね




