エピソード 7
どうせ空港へ行くだけだし、俺は朝は何も食ってなかった。ホシフリノに行く途中でどこか飯屋を探そうとしていたんだ。
サービスエリアは何故か早朝の5時だというのに、とても混んでいた。鈴姉の父さんと鈴姉は、早速ここの屋内のフードエリアにあるラーメン屋へと歩いていく。どうやら、このサービスエリアへは何度か来ているようだ。
俺も朝飯にラーメンを食おうと付いていくと、ラーメン屋の近くにある自動販売機へ寄ろうとしていた鈴姉は、どう見ても海外のナントカ大学へ今日に留学するためか、目がキラキラしていた。
「あ、細かいお金がないわ」
「ほら、鈴姉」
俺は昨日、駄菓子屋でくずしておいた百円玉を幾つか渡した。鈴姉は、缶コーヒーを三本も買っていた。
カウンターで、俺はネギ味噌ラーメンを頼み。注文通りに来たラーメンをエリアの中央へ運ぼうとする時。同じネギ味噌ラーメンを持った金髪の女性と目が合った。
エリアの端にいる外国人のグループにいたその女性は、どこかの学校の制服を着ていた。
「ええと、同じ種類のラーメンね。こっちは普通盛りだけど、そっちは大盛りだから、間違えなくて良かったわ」
「え、あ?」
「私、日本語上手いでしょ。バイバイ」
可愛らしい顔の女性だった。少しほっそりとしているがナイススタイルで、金色の髪は、後ろ髪だけがかなり長くて、特徴的なロングヘアーをしている。
ちょうど、セルフだったので、中央のテーブルで缶コーヒーとラーメンを三人で食べることになったのだが、外国人のグループも同じテーブルを使った。




