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序章-1話

裏切られた。

何がどうして、こうなったのかを話そう。

俺は、30代半ばのヒラ社員。顔は普通。オタク。彼女いない歴イコール年齢。非モテ男子。

こんな俺にも転機が訪れた。

何とこの歳で初めて彼女ができた。

告白は彼女からだった。

初めは信じられ無かった。冗談だと思った。

だって彼女はまだ20歳。俺とは15歳も違うんだから。

歳の事なんて気にせず、こんな僕を好きでいてくれる彼女の事を信じて大切に幸せにしようそう思ったんだ。

それから、付き合ってすぐ同棲して子供が出来て結婚した。

そんな時、俺の仕事に転機が訪れた。海外出張の話が出て俺が単身で行く事になった。

これが悲劇の開演となるとは、知らずに

何と妻が浮気をした。

理由は何と尋ねると彼女は答えた。

「寂しかったから、1人にする方のが悪い。」

これは僕の罪なのか、辛い思いをさせた俺が悪いのか?

1度目の裏切りを許した。

また浮気された。

2度目許した。

また浮気された。

3度目だが、3回とも同じ相手に浮気されていた。

しかも、その相手は元旦那。

さらに、俺の名義でサラ金に1000万円を借りられ、

3人共消えた。

後からわかった事だが、子供はもちろん俺の子ではなく、元旦那の子供だったよ。

金を取られ、信じた相手からは裏切られた。


あぁやっぱりそうか。

俺を本気で好きなんて嘘。初めから自分達が幸せになる為の路肩の石程度にしか思われていなかったんだろう。


あぁもうどうでもいいや。好きにすればいい。

帰ろう俺は自分の家に帰ろう。

全てを忘れて何もかも忘れたい。

信じるから裏切られる。信用するから傷付く。

もう嫌だ。そんな思いはしたくない。


それから数ヶ月平和な日々が過ぎていた。

のんびりとした田舎で1人畑を耕やす毎日。

とてもゆっくりと心が洗われる。

ある晴れた日の午後、街へと買い物へ出かけた。

街を歩いていると、トスと言う音がした。

背後からの激しい痛みで立っている事が出来ず、

倒れた。(何なんだいったいこれは)

『痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。』

ドクドクと鼓動の音と共に背中から血が滴り落ちる。

(あっけないな〜。静かにのんびり暮らしたかっただけなのに)

意識薄れて行く。

これで終わりか、俺の人生。


男は去り際に、言っていた。

『ありがとう。これで俺達は君のおかげで幸せになれるよ』

この時の俺は、言われた意味が分からなかった。



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