表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Nightmare  作者: 司馬 仲達
第1章 はじまりと王女と商人と
19/78

1-18

慌ててリリスも

父親から貰った剣を抜く。

使うのは

初めてだったが予想以上に手に馴染む。



「それじゃ始めんで。

ルールはうちが

戦闘不可能と判断するまでな。

負けた方は1日相手のゆーこと聞きや」



変なルールが追加されていた。

リリスは適当にこなそうと考えていたが

そうはいかなくなった。

5歳にして貞操の危機なのだ。



「んじゃ、ボクからいくよ☆

ファイアストーム!!」



リリスはファイアストームの

進行方向のサラマンダーを散らし

ウンディーネを集約する。

するとエリーゼ魔法は霧散した。



「ちょっとまてぃ、何が起こっとるんや。

ちみっ子が無詠唱?

つか魔法いまのん、発動してた??」



会場内にどよめきが走る。

だがもちろん戦闘中だ。

観客をよそに、エリーゼの攻撃は続く。



「やっぱりリリたんは凄いなぁ☆」



エリーゼはファイアストームを盲ましにし

一気にリリスとの距離を縮めると

魔力で身体を強化し切り掛る。


同時にリリスはシルフを展開させ

風の流れで剣筋を読み受け止める。


連撃、連撃、連撃。

エリーゼは目にも止まらぬ速さで

技を繰り出し続ける。

瞬きをする事も許されない程の剣技に

観客は魅了され、声を出すことすら忘れる。


それより尚、恐ろしいのは

5歳の子供が躱し、

剣戟をいなしていることだった。


静寂の中、訓練所は

剣がぶつかり合う音だけが

まるで音楽の様に鳴り響いていた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ