第3議題 最強のチート能力
作者は、知識チートが最強だと思ってます。
主に、動画で得た雑学とかを大量に使えるタイプの。
とある大学のとあるサークル。
そこでは、今日も熱い議論が行われていた。
今日の議題は、最強のチート能力。
れ「相手の能力を奪えるチートはやはり強いな。どれだけ相手が強いチートを持っていようと、コピーしてしまえば勝てるのだから」
高木玲奈はストレートの黒髪を揺らしながら言う。
彼女は、チートを奪っていくことで最強になれると考えているようだ。
し「最強の能力は、幸運値を何倍にも出来る能力よ。運が良ければ、強すぎる敵に会うこともなく、宝箱でも神引きが連発。さらには、運命の美形な相手と出会うことも出来るわ」
中村静香は、金色のポニー輝を鞭のようにしならせて主張した。
運が良ければ、何でも出来るという考えのようだ。
あ「最強は時間停止。幾ら相手が強くても、時間を止めてチクチク攻撃し続ければ勝てる。しかも、時間を止めればエッ○な事もし放題」
小川明美はぐへへ、と言いながら、脇脇と手を動かす。
戦闘からそれ以外まで、時間停止には様々な用途があり、人生を楽しく過ごせるという考えである。
れ「時間停止も、コピーしてしまえば良い。そうすれば、こちらも条件は同じだ」
あ「なら、コピーされる前に倒しちゃえば良い。それに、コピーされても使われる前に時間を止めちゃえば問題ない」
れ「コピー能力なら、防御力を高められる能力も沢山コピーできるはずだ。時間を止めたところで、効果的な攻撃を出来ない可能性が高い」
あ「物理的に効果が無くても、顔に虫を貼り付けたり、口の中に虫をねじ込んだり、精神的な攻撃も敵おう。心まで負ってしまえば勝ち」
れ・あ「「ぬぬぬぬぬ!!!!!」」
今日は、高木と大原がぶつかり合った。
中村はそれをよそに、大原桂馬へと話しかける。
し「大原君はどう思う?」
け「ん~。強い能力ねぇ。確かに運が良ければ楽しめるかも知れないけど、………世界を、平和に出来る能力は欲しいかな?」
し「お~。それが今貰えたら嬉しいわねぇ」