そういう希望に満ちていて
私が最後にしたいことって。
そんなことを考えていて、結局午後の授業には集中出来なかった。
わさわさと帰る支度をしつつ、頭の隅には未だに疑問が残っていた。何をしても最後になるなら、後悔はしたくない。
直前のSHRで担任が言っていた事を思い返した。
『世界終末時計がどうとか騒がれてるけど、期末テストも近いからなー!もし仮に地球が終わるとして、そんときに赤点追試とか嫌だろ~?ちゃんとやっとけよー。』
そうだ。ひとつやりたいこと、見つかった。
そう思うが早いか、廉のもとへ駆け寄り言った。
「勉強会しよう!」
廉はきょとんとしている。それもそうだ。何せ、私はテストの点が高くない。そんな私がいきなり勉強会などと口走ったところで反応に困る。
が、流石は彼氏、言外の意図を理解してくれたようだ。
「そうだな。やりたいことは残さないようにしないとな。」
「ありがと。みなと逹も誘う?」
「紬はどうしたいの?」
「誘いたい。」
「じゃあ、誘おう!」
そう言うと、廉は湊の方に走っていった。早速、交渉してくれている。
正直、勉強は嫌いだ。それでも、最悪の未来に備えて、青春のページを満たしておきたいんだ。
「紬~?」
今度は私が呼ばれた。
「なぁにー。」と答えながら駆け寄る。
同時に、湊は湊音を呼び止めていた。
「紬、いつやる?」
「ん~、いつがいいかなぁ?アホカップル、都合の悪い日とかある?」
「あたしは特に無いよ~ん!湊は?」
「俺もいつでも。つか、湊音さん、さりげにディスられてますけど?」
「いーのいーの、あんたもだから。」
「イチャつくんじゃない、湊音。」
「紬ぃ、まだ未遂ですぅー。」
「ってことは、その先予定にあったんだな?」
「ぐっ…」
よし。とりあえず、黙らせた。
女子同士が、そんな阿呆な会話をしてるなかでインテリ二人は計画を完成させていたらしい。湊は切り替えが早い。
えっーと、と廉。
「明後日の土曜日、中央図書館に。で良い?」
「「いいよ~!」」高い二つの声がハモる。
「俺ら的には朝からやりたいんだけど、」と湊。
「「いいよ~!」」またハモる。
「じゃ、そういうことで!帰るぞ湊音。」
「あーい。じゃね~お二人さん。」
「じゃあ俺らも帰ろうか、紬。」
「ん。」
言われるがままに、二人で並んで歩いた道はいつもより長くて、
空はいつもより紅かった。
ども。イルミネです。
相変わらず、イチャイチャしてますね、あの二人。滅べばいいのに(小言)
同級生と集まって勉強会って、勉強進んだ記憶がないです。
あ、タイトルが繋がるように意識してるつもりなんですが、、気づいてくれました?笑笑
さて、最後になりますが
応援や感想、レビューなんかも待ってます。
どしどしお願いします。笑笑




