表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
4/11

十六から二十

挿絵(By みてみん)


16

 仮我の文字 我が名はラザロ 動き生き 請う露座裸花 川下の影

 けがのもじ わがなはらざろ うごきい(き こうろざらばな かわしものかげ)


  ※ け‐が【仮我】仏語。人間は五蘊(ごうん)の因縁が仮に和合したもので、実体としての我があるわけではないが、仮に我があるとしたもの。

  ※ ろ‐ざ【露座/露坐】[名](スル)屋根のない所に座ること。野天に座ること。


挿絵(By みてみん)


17

 綴り名に 乳を飲み州処は 狐の世の 月は霞の 遠になりつつ

 つづりなに ちをのみすかは きつのよ(の つきはかすみの をちになりつつ)


  ※ 州処(すか) 川岸・海岸の砂地や砂丘。

    スカ【ska】 ジャマイカ発祥のポピュラー音楽。テンポの速いオフビートが特徴。のちにレゲエへと発展した。


  かつみれと-おほつかなしや-はるのよの-つきはかすみの-をちになりつつ

 六条斎院歌合ろくじょうさいいんうたあわせ

  永承六年正月八日(1051年2月21日)

  作品三十三


挿絵(By みてみん)


18

 春日山 枝差し添ふる 松の端の 詰まる麩素死座 絶間や微か

 かすがやま えださしそふる まつのは(の つまるふそしざ たえまやかすか)


  ※ ふそ【麩素】⇒グルテン

   し‐さ【咨嗟】[名](スル)嘆息すること。

  ※ 詰まる父祖視座


 かすかやま-えたさしそふる-まつのはは-きみかちとせの-かすにそありける

  内裏根合だいりねあわせ

  永承六年五月五日(1051年6月15日)

  作品八


挿絵(By みてみん)


19

 結べども 故吾しかあらず 冬の日の 夕すら明かし 此処許へ住む

 むすべとも こごしかあらず ふゆのひ(の ゆふすらあかし ここもとへすむ)


  ※ ここ【▽九】 ここのつ。

    こ‐ご【故吾】もとの自分。昔のままの自分。


挿絵(By みてみん)


20

 凍り行く 池の汀は 水鳥と 罪母君の 警句百合鉾

 こほりゆく いけのみきはは みつとり(と つみははきみの けいくゆりほこ)


  ※ 汀(み-ぎは) 水のほとり。水ぎわ。◆「み(水)きは(際)」から。


 こほりゆく-いけのみきはは-みつとりの-はかせになみも-さわかさりけり

  太宰大弐資通卿家歌合だざいのだいにすけみちきょうけうたあわせ

  天喜初年頃(1053年-1054年頃)

  作品二十三


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ