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目指せ!悪役令嬢物語!  作者: 真ん中
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じゃぶ じゃぶ じゃぶーん!

王宮のお風呂はヤバかった

離宮なのに我が家の何倍もあって

メイドさん達が体を磨いてくれようとする

側室様もリリアナ様も当たり前のように磨いて貰っている

わ?私?私は遠慮したんだ!

自分のことは自分で!がモットーです!

そしたら


「わたくしもわたくしのことは自分でしますの!」


とリリアナ様が仰られ……

仕事がなくなり涙目になったメイドさんに見つめられて……

結局磨いてもらうことになりました……

凄く……恥ずかしかったです


「あれ?あ!そうかリンスないんだ!」


「?リンスってなぁに?ゴンちゃん?」


「シャンプーした後につけて流すと髪がサラサラになるものです」


うちで作って使ってたら


「おっ!これいいな!」


ってアインが強奪して行ったけど男風呂の方だけなのかな?


「髪がサラサラに……それどこにあるの?」


側室様の食いつきっぷりがハンパなかったです


「え?う……じゃなかった我が家にありますが」


「今度必ず持ってきてね」


手をガシっと掴まれた


「はい!かしこまりました」


アインがイアンで来た時に持って帰ってもらおう……


「あ!でもリンスは消費期限が短いのであまり大量にはお渡しできません」


「そうなの?それは残念だけれど

髪がサラサラになる……うふふ、今から楽しみだわぁ」



ちなみに一緒に入れられた

テイルとハチスケはギャーギャー言ってた

ハチスケには驚いても人を飛ばさないように言いくるめておいた

お風呂場で人飛ばすとか危ないし!

自分たちだけ逃げようとするからだ!ふははは!


「あら?ゴンちゃん泳いでも構わないのよ?」


「い、いえ……」


アンがお風呂係のメイドさんと一緒に張り付いている

アンの目さえなければ!

心ゆくまで泳いだのに!!

は!泳げないならコレだ!!


ピュッ!


「きゃあ!なんですのゴンちゃん!?」


手で水鉄砲だ!


「水魔法ですの?」


「違いますよ

タネも仕掛けもございません!

ただ手に力を込めて」


ピュー!


「すごいですの!私もしたいのですの!」


「えっと、手のひらを組み合わせてですね……」


ピュ!


「わ、わたくしも出来ましたの!

お母様見てくださいましたですの?」


「ええ、見ていましたよリリアナ」


「今度フィルナンドに自慢しますの!」


いや、それは控えていただけると……まあ水鉄砲ぐらい教えるけどさ


はっ!水鉄砲を作ったら面白いんじゃないだろうか!?

手の水鉄砲もいいけど水鉄砲……浪漫あふれる形だしな

この間プールした時は手で掛け合っただけだったけど

水鉄砲があればもっと楽しめた気がする

そうと決まれば帰って試作品をだな


「えい!」


ビシャ!


「んが!」


リリアナ様が飛ばした水鉄砲が顔面にかかる


「やりましたね!」


「それ!」


「あらあら、私も参戦しようかしら?」


『ずーるーいー やっぱり ぼくも おんなのこ になるべき ?』


『だから、お前は男だろうフェルナンド!』


『はっはっは!華麗なジークフリートに見惚れたか!アルフォンス!』


『いえ、見惚れてませんし』


男湯の方もなにかと賑やかそうだな


「ふふふ、フェルナンドも楽しそう

あの子いつもは1人で入浴しているので

今日はアイン様やジーク様、アルくんも一緒で嬉しいのね」


あれで嬉しいのか……


お風呂上がりはみんなホカホカだった


さあ!本日のメインイベントはここからだ!


読んでくださってありがとうございました

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