表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
壊レタ夏  作者: 狂風師
5/57

オワリ ノ ハジマリ ノ ツヅキ

読者参加型小説のキーワード(タグ)を消して、友人とのリレー小説に。


一話の中で、何箇所かが友人の尖角とキュベレイが書いた部分です。

K君とキュベレイさんに感謝!

私「食べる物も食べたし、出かけてみようかな」


 雲1つない快晴、と言うわけではないが、そこそこ良い天気。


 行く当てなんかないけど、お金を使わないように散歩する。



 歩いていくうちに見つけた、1つの細い道。


 左は竹やぶ。右はコンクリートの壁。道幅1mほど。先は暗くなっていて、よく見えない。


 私の知的好奇心が騒ぎ出す。


 1歩、また1歩と、その道を進んでいく。6月下旬の気温が嘘のように消し飛ぶ。進むたびに気温が下がる。


 数10m歩き続ける・・・。吸い込まれるような暗闇。進むと、ドンッ と何かにぶつかる。


 手で恐る恐る探る。そうすると、取っ手らしき出っ張りを感じ取った。


 ゆっくり・・・そう・・・ゆっくり確実に回した。ギィ・・・と扉の軋む音がして、“ガタン”と扉は全開になった。


 溢れるような光が、私の正面から一気に向かってきた。


 目にしみる・・・。だが、その感覚も、すぐ消える事になる。


 扉の奥に広がる赤い赤い何かが、私の痛覚を消した。


 私たちが普段使っている教室が、10個は入るであろう広い広い場所。


 何かに使う・・・使われていた倉庫だろうか? 壁や床に赤色が付いている・・・。何だろう?


 1歩、また1歩と歩み続けると、何かが私の靴についた・・・。


 少しの恐怖と少しの好奇心で、私は靴の裏に手を伸ばす。


 ああ・・・やっぱり・・・私の想像は的中した・・・。いや、当たって欲しくはなかった。


 ペンキか何かだと良かったが、何度確認しても同じだった。


 血。赤い『それ』は、どう見ても、血。


 膝が震えて、戻ることもできない。進む事もできない。


 すると、どこからか足音が聞こえてくる。それと共に打撲音。


 それも1つではない。2つ、3つと増えていく。


 どうにかして逃げ出さないと。と、思ったが、やはり足が言う事を利かない。


 だんだんと大きくなっていく足音、打撲音。


 痛みはない。薄れていく意識。


 床がどんどん近くなって・・・。


 ドンッ という音と共に、私は気を失った。



 気付いたのは狭い部屋。暗いわけでもなく、明るいわけでもない。


 白熱灯1つの明かり。教室の4分の1くらいの部屋。鉄で出来た扉。


 金網のついた通気口。


 手や足の枷・・・重いが、私の力でもギリギリ上げることができる。


 部屋をぐるりと見渡す・・・。



 しばらくして、ぐぅ~、とお腹がなった・・・。


 虚無の中で響く音が1つあった。

どこが私の文で、どれが尖角の文、キュベレイの文かわかりますか?


ちなみに「キリがいい所で交代」ではないので、少し多く行が開いていても、それは小説の内容自体の区切りであり、

書いてる人が交代された訳ではありません。


以下裏話・・・

尖角「書くの遅いな。早く書けよw」(私に対して)


作者「いや、お前が書くの早いんだよ」


尖角は書き上げるの早いです。私の1.3倍くらい・・・。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ