水音
実家から浄水器が送られてきた。悪徳セールスマンに売りつけられたというそれは、怪しげなほどに高性能だった。その透き通るような味わいと潤いに、私は徐々にのめりこんでいった。次第に、深夜に響く水音が気に成り始めた私だが、業者を呼んで調べても、水漏れなどはないと言う。しかし、ある時に同僚から聞いた事件と、業者から聞かされた真実によって、その水音は恐怖の対象へと変わって行く。水音を恐れるべきものとして認識したとき、私の生活は崩れていく。
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