第16話 本物
アーロンはミシェルの性格がまるで人が変わったかのようだった事を不思議に思い、調査ていた。そして、レンガ造りの小屋を訪れた時である。奥の方から何やら寝息が聞こえた。そこには一人の少女がロープでくくられていたのだ。
「君、大丈夫かい?どうしてこんな所に……?」
そう言って揺さぶると起きた。
「アーロン様?どうしてこんなところに?」
「?ミシェルを探しているんだが、知らないか?」
「ミシェル?私をですか?」
「何を言って……?!」
アーロンはそこである事に気がついてしまった。
「そうか、だから正確が違ってたのか。」
アーロンはその女性と共に城へと帰った。そして、ミシェルを断罪する。
「君は偽物のミシェルだね?早くその体をミシェルに返せ!!」
「?!何を言うのですか!ミシェルは私です!」
ま、まさか、ミシェルは私って。
「え、本物のミシェル?」
「そうよ!」
「何をいっているんだ?ミシェルは君だろ?」
アーロンは訳かわわからない。それもそうだろうどちらもミシェルで正確には片方はミシェルではないのだから。
「転生したのね。」
「そうよ!王子から断罪された後にこの世界の女の子に変わったの!だからこの体は私のものよ!」
アーロンはミシェル、つまり私に返すように言うが転生しているミシェルもまた本物で……。
「でも、今世の体はこっちなのよね?じゃあ私の体はそっちだと思うの!」
「図々しいわね!私のおかげでアーロン様とも婚約できたくせに!」
「…………君が体を返さないならこの彼女と結婚するよ。」
「?!なんで?!おかしいわ!私が本物のミシェルなのに?!」
「僕にとっての本物はあの優しいミシェルしかいないんだ!」
「くっ!」
そうして本物ミシェルは体をかえしてくれた。本物ミシェルは泣きながら去ってゆく。
「アーロン様、これで、いいのでしょうか?」
「いいに決まってるだろ。僕にとってのミシェルは君だけだ。」
そうしてミシェルを心配した王子は、ミシェルをお城で暮らすように言った。ミシェルはお城で暮らす事になった。こうして、ミシェルはアーロンと結婚し、幸せに暮らしました。




