断捨離をする。 〜本当に要るものを厳選しよう〜
断捨離とは、今持っている物を把握して、『実際に使うものと、本当に要るもの』を厳選する作業の事だ。
ただ捨てれば良いわけではない。
断捨離が節約に繋がるのは、今持っている物を把握できるからである。
そもそも、今持っている物を把握できていないから、似たような物ばかり増えるのだ。
そして、人間は、スペースにしろ、お金にしろ、『有れば、有るだけ、全部使いたい』と思う生き物だ。
仕舞える場所が多いと、使わない物や、要らない物が増えるぞ。
なので、『実際に使うものと、本当に要るもの』を厳選できたら、収納家具も減らそう。
一気にできる人は、一気に片付けた方が楽だろう。
頑張れない人は、1日1箇所、もしくは、週1で1種類と、分散して『実際に使うものと、本当に要るもの』を厳選していこう。
大切なコレクションが多い人は、そのコレクションの状態を確認しよう。
本当に大切にしているなら、ホコリは被ってないし、比較的綺麗な状態を保てているはずだ。
コレクションを宝物にするか、ゴミにするかは、過去の自分の行動で決まる。
部屋に足の踏み場も無い人は、まずは、生活ゴミをきちんと毎週、ゴミ出し日に出そう。
そして、1日1個でも良いから床に散乱している物から厳選して、足の踏み場を確保しよう。
小さいお子さんが居る場合は、片付かないのが当然だと思う。
なので、、お子さんと一緒に『いる・いらないゲーム』をしてほしい。
お子さんのオモチャや、服を、『これは大事? バイバイする?』と遊び感覚で、お子さん本人に選ばせてあげてはどうだろうか?
それでも、子育ては思い通りにいかない事も多いはずだ。
なので、最低限、赤ちゃんや小さいお子さんが飲み込んだり、踏んづけたりしたら危ない物だけでも、お子さんの手の届かない場所にしまうだけでも十分である。
大人の断捨離のコツは、知ってる人も多いかもしれないが、『こんまりメソッド』を参考にすると良い。
判断基準は、『ときめくか、ときめかないか』である。
3秒見て、『ワクワクしたり、楽しい、嬉しい、幸せ』な気持ちになれる物は、ときめく物だ。
物を手放す時は、手放す物に対して感謝すると、罪悪感が減らせる。
私の場合は、3年着てない服は、この先、一生着ないと判断して手放す事にしている。
レギュラーを張っている服は、襟や袖が伸びてヨレヨレではないか、穴や破れが無いかで判断する。
頑張って『手放さない言い訳』をする物は、頑張らないと言い訳も出ないのだから、ときめかない物として、手放す。
『でもでも、だって』は、要らない物を手放す罪悪感の現れだ。
本の場合は、表紙を見て、『また読みたいと思うか、思わないか』で判断しよう。
捨てるのに罪悪感があるのなら、服などの衣料品は、リサイクルボックスや寄付に出すと良い。
ヨレヨレなものや、穴や破れがあるものはリサイクルボックスへ出したり、1辺10センチくらいに切って、使い捨ての雑巾として利用する。
状態は良いけど、要らないものは、寄付に出す。
以下、服が寄付できる法人
https://www.ehaiki.jp/second/
https://world--gift.com/index.html
https://furugidevaccine.etsl.jp/
https://eco-to-ship.jp/
寄付をする際は、ヨレヨレな服や、穴や破れがある服・鞄・靴や壊れている物は送らないようにしよう。
諸君もゴミを送られても困るだろう?
送るのは、状態は良いけど、要らないものだ。
『実際に使うものと、本当に要るもの』の厳選ができたら、収納家具も減らそう。
あと、引き出しにしろ、クローゼットにしろ、ギュンギュンのギチギチに入れると、出し入れに苦労するぞ。
『収納量に対して7〜8割入れる』という風に、隙間や余裕が有る方が、出し入れがとても楽だ。
そして、収納場所のラベリングをする事を強くお勧めしたい。
私は、頑張れないタイプなので、当然のように私の記憶力も信じていない。
なので、物に『定位置』という『住所』を与え、『これは此処に有るよ!』と未来の自分に知らせる必要がある。
だからこそのラベリングなのだ。
特に服は、引き出しに白いマスキングテープに、「Tシャツ」「長袖」「下着」「ボトム」等、入れた服の種類を書いておく。
すると、『どこに何が入っているか』が、格段に判りやすくなる。
『どこに何が入っているか』が、判りやすければ、物が家の中や部屋の中で迷子にならない。
そして、今持っている物も、格段に把握しやすくなるのでお勧めだ。
私は、せっかく『物の住所』を決めても、何処に何をしまったかを忘れる自信しか無い。
そうすると、必要な時に『恐らくこの辺にしまったはず』という、捜索から始めなければいけなくなる。
その上、片付ける時も何処にしまえば良いか迷うのだ。
そうなると、『面倒 → その辺に放置 → 片付かない → 必要な時に物が迷子になって見つからない』といった、負のスパイラルに陥ってしまう。
だからこそ、私のように頑張れない人ほど、『物の住所を決めたら、ラベリングもする』という事を、強くお勧めしたい。
ラベリングの書き方に関しては、自分が判れば良いのだから、自由に書いてくれたまえ。
一番の節約は、使わないものや、要らないものを買わない事だ。
そのためには、1つものを買う時は、買ったものと同種類のものを1つ手放す。
これができるようになると、買う前から厳選できるようになる。
今回は、まとめは無くても良いだろう。




