ギャンブルとの付き合い方を考える 〜負け額と制限時間・回数を決めよう〜
『貯金ができない理由解説』でも、書いたのだが、ギャンブル(宝くじ含む)とは、負ける前提で楽しむ娯楽だ。
なので、ギャンブルで、儲けようと思う事自体が間違いなのである。
当然だが、ギャンブルに生活費を注ぎ込むなんて事は、間違ってもしてはいけない。
例えば、仮に、年間の平均で、1月に3万円負けるとしよう。
一人暮らしなら、完全な自業自得なので、自分の生活が苦しくなるだけで済む。
同棲や、結婚をしているなら、パートナーを巻き込んで苦しめる事になる。
当然、子供がいたら、子供も巻き添えだ。
正直、1月に3万円も、頻繁に負ける事があるなら、パートナーや子供に、ぶん殴られても文句は言えない。
と言うより、文句を言える立場ではない。
これが、年間平均で、1月に5万円負けるとなると、離婚で済めば、良い方ではないだろうか?
1月に5万円も、頻繁に負ける事があれば、刺し殺されても、不思議ではないと思う。
『金の切れ目が縁の切れ目』とは、よく言ったもので、どんなに愛した相手でも、金銭トラブルが発生すれば、縁が切れる原因になる。
資本主義社会での人間関係は、愛よりお金のが重いのだ。
また、愛は憎悪にも、殺意にも変わるので、パートナーや子供がいる人は、特に、ギャンブルはほどほどにしよう。
何故、ギャンブルでは金銭トラブルに発展しやすいかと言えば、『引き際を解ってない』事が原因だろう。
人間、負けると悔しいので、負け金を取り戻そうと、更に、ギャンブルにのめり込む事になる。
『引き際を解ってない』と、このドツボに嵌って、『負の無限ループ』に突入する。
途中で勝っていたりすると、よりこの『負の無限ループ』に嵌りやすくなってしまう。
そして、生活費が足りなくなって、借金をするなんていう、大馬鹿極まりない『地獄の無限ループ』に、自ら飛び込む羽目になるのである。
自業自得とは言え、悲惨だな……
大事な事のなので、何度でも書くが、ギャンブル(宝くじ含む)とは、負ける前提で楽しむ娯楽だ。
『引き際』を見極め、自制と節度を保って、楽しもう。
では、ギャンブルとの、ほどほどの付き合い方を考えていこう。
金銭的不安を抱かなくていい人生を送るためには、是非守ってほしい。
①1月の合計『負け額』を設定する。
ギャンブル(宝くじ含む)とは、『負ける前提で楽しむ娯楽』だ。
なので、先に、生活費に影響の出ない『負け額(いくらまでの損なら許容できるか)』を設定しよう。
この『負け額』だが、1回のギャンブルでの負け額ではなく、1月の合計負け額になる。
1回で、1月分の負け額を超えたなら、その月は、これ以上ギャンブルをしてはいけない。
2月分の負け額を超えるようなら、最低2月は、ギャンブルを止めておくべきだろう。
途中で勝っていても、そこから1月分の負け額に達したなら、そこが引き際だ。
負け金を取り戻そうと躍起になるより、負けた時点で素直に止め方が、これ以上お金を失わずに済む。
上記で挙げた、『1月に3万円』の負け額は、私が他人に許容できる範囲である。
ここで言う『他人』とは、血の繋がりの有無に関わらず、自分以外の人を指す。
ここで、勘違いしないでほしいのだが、『1月に3万円負けて良い』のではない。
ギャンブルで、『3万円までの損失なら、ギリギリ我慢してやらん事もない』程度の許容範囲だ。
私自身の負け額は、『1月に1万円』が限度である。
それ以上の負け額だと、他の欲しいが買えなくなったり、他の娯楽や、美味しいものを我慢しなくてはいけなくなるからだ。
一人暮らしの人は、生活に支障がない金額を、自分で決めれば問題ない。
パートナーがいる人や、子供や両親と同居している人は、必ず、パートナーやご家族と話し合って決めた方が良い。
自分で勝手に決めると、金額設定が甘くなりやすい。
パートナーやご家族の『他人に対する、負け額の許容範囲』は、正確に把握しとかないと、トラブルに発展しやすくなるので気をつけよう。
そのために、パートナーや家族としっかり話し合う事を、強く、強くお勧めする。
②制限時間を設定する。
これは、パチンコ・スロット等、現地に行ってするギャンブルの場合である。
なので、競馬・競輪・競艇も現地に行ってするなら、該当する。
要するに、『ギャンブルをする場所に、1日入り浸るのは、止めましょう』という事だ。
制限時間は、各自、自分で決めてくれて構わない。
私個人としては、2時間もいれば、充分ではないかと思うのだが、どうだろう?
パチンコやスロットは、座りっぱなしなので、健康面から見ても、長くても3時間を限度にした方が良いのではないだろうか?
競馬・競輪・競艇に関しても、2時間もあれば、3〜4レースはできる。
ここで大切なのは、『勝っていても、負けていても、制限時間が来たら帰る』という事だ。
勝っていると、ついつい「もっと儲かるでは!?」と欲をかきやすい。
そのままダラダラと居座ると、普通に勝った分以上に負けるので、『制限時間という引き際』が必要なのである。
スマホのアラーム機能を利用するなどして、制限時間を守ろう。
パチンコやスロットをしていると、音は聞こえない可能性が高いので、バイブ設定にして服のポケット入れておこう。
③1月のギャンブルをする回数を決める。
これは、ギャンブルをする回数が増えれば、その分負ける確率が上がるためだ。
最大で、週1回、月4回を上限にした方が無難だろう。
当然だが、ギャンブルをする回数が少なければ少ないほど、お金を失うリスクは低くなる。
これも各自で、好きな回数を決めてくれて構わないが、パートナーや家族がいる人は、しっかり話し合って決めよう。
まとめ
・ギャンブル(宝くじ含む)とは、負ける前提で楽しむ娯楽である。
・『引き際』を見極め、自制と節度を保って、楽しむ。
・1月の合計『負け額(いくらまでの損なら許容できるか)』を設定する。
・1回で、1月分の負け額を超えたなら、その月は、これ以上ギャンブルをしない。
・2月分の負け額を超えるようなら、最低2月は、ギャンブルを止めておく
・途中で勝っていても、そこから1月分の負け額に達したなら、そこが引き際である。
・負け金を取り戻そうと躍起にならない。
・負けた時点で素直に止める。
・現地に行ってするギャンブルの場合は、制限時間を設定する。
・ギャンブルをする場所に、1日入り浸るのは、止める。
・勝っていても、『制限時間という引き際』を守る。
・スマホのアラーム機能をバイブで利用する。
・1月のギャンブルをする回数を決める。
・最大で、週1回、月4回を上限にした方が無難。
・パートナーや家族がいる人は、必ずしっかり話し合って決める。
・パートナーや家族がいる人は、必ずしっかり話し合って決める。(大事な事なので)




