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あの夜会の日の後
ヘンリー殿下は正式に王族籍から廃されたと報告された。彼は平民になるらしい。そして、ジェレミー殿下が王太子になった。
ヘンリー殿下の側近候補達は家から勘当されて、平民になったとか。
そして、ヘンリー殿下含む彼らは多額の慰謝料を払わなくてはいけなかった。なんでも自己資金だけでは足りず、他の資金にも手を伸ばして、使ってしまったとか。彼らは今まで貴族として生きてきたのだ。上手くお金を稼げるとは限らない。ラナ様の服を見た感じ、平民が一生働いても払えない額なんだろう。
ラナ様も男爵家から勘当され、この国で1番厳しくよく重労働される修道院に連れて行かれるのだ。そこでビシバシ泣くのは許されない環境で生きていくらしい。彼女には現実を突きつけられるのだろう。現実は思う通りに行かないと。
果たして彼らはいつ彼らの過ちに気付き反省するのだろうか?いつ現実を受け止めて前を進むのだろう?普通の人間でも一度地獄に突き落とされれば、なかなか立ち上がれない。でも彼らは立ち上がらなければならないのだ。なにせ誰も助けてくれない。そして楽な死など許されないのだ。彼らが自分で周りと一緒に理解するのを放棄したのだ。自業自得なのだ。だから彼らには成長してほしい。そして証明してほしいのだ。人間は変われるのだと。
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「ティナ帰ろう!僕達の国へ」
「ええ、帰りましょう!セシル」
多分みんな思うだろう。私達はなんて幸せな人生を送れてるのだろうと。生まれてから金に困らず、人間関係に困らず、生きていると。ただそれは間違えだ。なにせ、この世には完璧な人間なんて居ないのだ。完璧だと思ってる人は裏で血が滲む思いで努力してるのだ。
私は内乱が起きた隣国に嫁ぐ為に血が滲むような王妃教育を頑張り、人間関係を築く為にあまり味方も居ない隣国に行き、1から皆が認める次期王妃になるべく日々努力してきた。
セシル様は国の内乱後、皆が認める次期国王となるべく国をまとめ上げ、国をより多くの人達が快適に住めるように努力した。
ジェレミー殿下は第二王子っていう立場でありながらも、王族の汚点である兄上を裏でサポートし、国の犯罪率を減らす努力する為に各地を回り情報を掴んできた。
こんな事普通なら出来ないだろう。だが、私達はしなくちゃいけなかったのだ。恵まれた者達にはもっと努力しないといけないプレッシャーがあったのだ。私達は民が血と涙で稼いだ税金で贅沢してるのだ。
だから、私達はこれからも努力する。国民の見本として。人のあるべき姿を…
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その数十年後、ジェレミー国王とセシル国王は歴代最強の王と知られた。もし彼らがタッグを組めば、何かあればどの国も滅ぼせるではないかと思われてる。クリスティーナ王妃は女性として初めて政治を関わり、民の生活基準を上げるの事を手伝い、女神様のように拝められた。
セシル国王とクリスティーナ王妃の間に3人の王子と2人の王女が生まれたのだった。
(いや、最強過ぎないか?)




