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二話。
なんと城には、今まで帰って来なかった人々がいました。みんなはこのお城で、魔法使いを倒すために訓練をしていました。そしてその中には、少年のお父さんの姿もありました。
「こんなところで何やってんだよ。なんで帰って来なかったんだよ!」
少年はお父さんに詰め寄りました。
「お前はどうしてここへ来たんだ?それと同じ理由だよ。」
そう言われた少年は、言い返すことができませんでした。みんなは捕まっているというより、この城で生活していました。
「ビックリしたか?」
ニヤつきながら魔法使いが、少年に話し掛けてきました。少年は何も言わずその場から離れました。そして城の出口までたどり着いた時、また魔法使いがいました。
「出ていくのか?」
魔法使いが、少年に問い掛けました。
「当たり前だよ。帰ってみんなに伝えるんだ!」
「そうか。じゃあおれはここにいるみんなを消しちゃおうかなー。まあ、お前がおれを倒して出ていければの話だがな。」
少年は何も言い返せませんでした。




